特許
J-GLOBAL ID:201703015940239627

熱輸送方向が自動反転するヒートパイプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 戸川 公二
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-112133
公開番号(公開出願番号):特開2013-238362
特許番号:特許第6041187号
出願日: 2012年05月16日
公開日(公表日): 2013年11月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】 受熱部(H)と放熱部(C)の間で熱媒液(L)を循環させて熱輸送を行うヒートパイプであって、 熱媒液(L)との熱交換が可能な部位として、受熱部(H)としても放熱部(C)としても使用でき、かつ、上部に蒸気の滞留スペース(S)を有する第一熱交換部(1)と;この第一熱交換部(1)よりも上側に配置され、かつ、上部に蒸気の滞留スペース(S)を有する高位タンク(2)と;前記第一熱交換部(1)よりも下側に配置され、かつ、受熱部(H)および放熱部(C)に兼用できる第二熱交換部(3)とを備える一方、 これらの部位を繋ぐ配管として、前記第一熱交換部(1)と高位タンク(2)とを連結する第一の液上昇管(4)と;高位タンク(2)と第二熱交換部(3)とを連結する第一の液下降管(5)と;第二熱交換部(3)と第一熱交換部(1)とを連結する第二の液上昇管(6)とを配設し、 更に、前記第一熱交換部(1)と第二熱交換部(3)に、受熱に応じて各熱交換部から上側に熱媒液(L)を移動させる液上昇管中に気泡(B)を導入する手段を設けると共に、第一熱交換部(1)内において、第二の液上昇管(6)の端部から放出された気泡(B)が第一の液上昇管(4)に入り込まないように、第一の液上昇管(4)の端部を、第二の液上昇管(6)の端部と水平、若しくは水平よりも低い位置に下向きに配置して構成したことにより、 前記第一熱交換部(1)が受熱部(H)となるトップヒートの温度環境や第二熱交換部(3)が受熱部(H)となるボトムヒートの温度環境に応じて、熱媒液(L)の熱輸送方向が自動的に切り替わることを特徴とする熱輸送方向が自動反転するヒートパイプ。
IPC (1件):
F28D 15/02 ( 200 6.01)
FI (4件):
F28D 15/02 101 L ,  F28D 15/02 101 K ,  F28D 15/02 E ,  F28D 15/02 X
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (5件)
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