特許

J-GLOBAL ID：201703016291045180

細胞の培養状態検査方法

発明者： 吉村 正俊 ,  蔦 瑞樹 ,  杉山 純一 ,  西納 吉彦
出願人/特許権者： 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 ,  澁谷工業株式会社
代理人 (2件)： 神崎 真一郎 ,  神崎 真
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-011728
公開番号（公開出願番号）：特開2017-131121
出願日： 2016年01月25日
公開日（公表日）： 2017年08月03日
要約：

【解決手段】培養中の細胞の培養状態を検査するための細胞の培養状態検査方法であって、細胞を培養中の培地1に波長が異なる複数の励起光L1を照射して、それぞれの励起波長毎に培地から発する蛍光L2を受光し、受光した蛍光における複数の蛍光波長毎の蛍光強度を計測して、この蛍光強度の値を励起波長と蛍光波長とに相関させた計測励起蛍光マトリクスデータを得て、予め一定の条件を満たすように作成した1種以上の基準励起蛍光マトリクスデータを用意し、これと得られた計測励起蛍光マトリクスデータとを比較する、培養中の細胞の培養状態を分析する方法。前記培地として、細胞培養後の使用済み培地を用いることが望ましい。【効果】簡便に細胞の培養状態を検査することができ、特に使用済み培地を用いれば、正常に培養された細胞を無駄にすることがない。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

培養中の細胞の培養状態を検査するための細胞の培養状態検査方法であって、 細胞を培養中の培地に波長が異なる複数の励起光を照射して、それぞれの励起波長毎に培地から発する蛍光を受光し、受光した蛍光における複数の蛍光波長毎の蛍光強度を計測して、この蛍光強度の値を励起波長と蛍光波長とに相関させた計測励起蛍光マトリクスデータとし、該計測励起蛍光マトリクスデータと予め作成した1種以上の基準励起蛍光マトリクスデータとを比較して、上記培養中の細胞の培養状態を評価することを特徴とする細胞の培養状態検査方法。

IPC (1件)：

C12Q 1/04

FI (1件)：

C12Q1/04

Fターム (3件)：

4B063QA05 ,  4B063QQ08 ,  4B063QX02