特許
J-GLOBAL ID:201703016798874286

屋内環境監視システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 強
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-230232
公開番号(公開出願番号):特開2014-081163
特許番号:特許第6076024号
出願日: 2012年10月17日
公開日(公表日): 2014年05月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】 建物内空間として設けられた複数の屋内領域と、 前記複数の屋内領域のそれぞれに設けられ、通気部を通じて前記屋内領域に外気を取り込むべく通気遮断状態から通気状態に手動操作によって移行される通気遮断手段と、 を備え、 前記通気部を通じて外気が前記屋内領域に取り込まれることで、屋外の状況である屋外状況が当該屋内領域に取り込まれる建物に適用され、 前記屋外状況の取り込みに伴って変化する各屋内領域の環境を監視する屋内環境監視システムであって、 前記複数の屋内領域のそれぞれについて、前記屋外状況を取り込まない閉鎖領域であるか否かを判定する閉鎖判定手段と、 前記屋外状況を前記閉鎖領域ではない非閉鎖領域に取り込むことの目的とされる目的項目として、前記通気部を通じて前記屋内領域に外気が取り込まれることで状態変化が生じる項目をあらかじめ定めておき、その目的項目に関連する関連情報を取得する情報取得手段と、 前記非閉鎖領域の前記通気遮断手段が前記通気状態に移行された場合を想定して、前記非閉鎖領域について、前記情報取得手段により取得された前記関連情報に基づいて前記目的項目の状態変化を予測する変化予測手段と、 前記非閉鎖領域について、前記変化予測手段により予測された前記目的項目の状態変化が所定の目的態様に含まれるか否かを判定する変化判定手段と、 前記変化判定手段により、前記非閉鎖領域についての前記目的項目の状態変化の予測が前記目的態様に含まれると判定された場合に、前記閉鎖領域の前記通気遮断手段を前記通気状態に移行させないための処理、及び前記非閉鎖領域の前記通気遮断手段を前記通気状態に移行させるための処理を行う移行処理手段と、を備えるとともに、 前記建物内の通風が行われる場合に外気の通り路となる通風経路を、前記閉鎖領域を含まない経路として設定する経路設定手段を備え、 前記移行処理手段は、前記経路設定手段により設定された前記通風経路について、該通風経路に含まれている前記非閉鎖領域の前記通気遮断手段を前記通気状態に移行させるための処理を行うものであり、 通風経路の候補となる候補通風経路に含まれる前記通気部の前記通気遮断手段を前記通気状態に移行させるための作業負担を算出する手段を備え、 前記算出する手段は、前記候補通風経路に含まれている前記通気部の数、及びそれら通気部を開放させるために必要な移動距離のうち少なくともいずれかを算出し、その算出結果に応じて前記作業負担を指標化する手段を有し、 前記経路設定手段は、前記指標化された指標が許容範囲を超えていない場合に、前記候補通風経路を前記通風経路として設定することを特徴とする屋内環境監視システム。
IPC (2件):
F24F 7/06 ( 200 6.01) ,  F24F 11/02 ( 200 6.01)
FI (5件):
F24F 7/06 L ,  F24F 11/02 S ,  F24F 11/02 Z ,  F24F 11/02 C ,  F24F 11/02 E
引用特許:
審査官引用 (6件)
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