特許
J-GLOBAL ID:201703016829473005

タンデム型複列アンギュラ玉軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人貴和特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-183779
公開番号(公開出願番号):特開2014-040870
特許番号:特許第6205690号
出願日: 2012年08月23日
公開日(公表日): 2014年03月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 外輪と、内輪と、大径側保持器と、小径側保持器と、大径側玉列を構成する複数個の玉と、小径側玉列を構成する複数個の玉とを備えており、 前記外輪は、内周面の軸方向片側に大径側外輪軌道を、同じく軸方向他側に直径がこの大径側外輪軌道よりも小さい小径側外輪軌道を、それぞれ有し、この大径側外輪軌道の軸方向片側の隣接する部分に、前記大径側玉列を構成する各玉の外接円の直径寸法よりも小さい内径寸法を有する大径側外輪係り代部が、同じく軸方向他側部分に前記大径側玉列を構成する各玉の外接円の直径寸法よりも小さい内径寸法を有する大径側溝肩部が、それぞれ設けられていて、前記小径側外輪軌道の軸方向片側の隣接する部分に、前記小径側玉列を構成する各玉の外接円の直径寸法よりも小さい内径寸法を有する小径側外輪係り代部が、同じく軸方向他側部分に、前記小径側玉列を構成する各玉の外接円の直径寸法よりも小さい内径寸法を有する小径側溝肩部が、それぞれ設けられており、 前記内輪は、外周面の軸方向片側に大径側内輪軌道を、同じく軸方向他側にこの大径側内輪軌道よりも直径が小さい小径側内輪軌道を、それぞれ有し、この大径側内輪軌道の軸方向両側部分に、前記大径側玉列を構成する各玉の内接円の直径寸法よりも大きい外径寸法を有する大径側内輪溝肩部が設けられていて、前記小径側内輪軌道の軸方向両端部に、前記小径側玉列を構成する各玉の内接円の直径寸法よりも大きい外径寸法を有する小径側内輪溝肩部が設けられており、 前記大径側保持器は、円周方向複数箇所にポケットを有する円環状であり、 前記小径側保持器は、円周方向複数箇所にポケットを有する、直径が前記大径側保持器よりも小さい円環状であり、 前記大径側玉列を構成する複数個の玉は、前記大径側保持器の各ポケット内に保持された状態で、前記大径側外輪軌道と前記大径側内輪軌道との間に転動自在に設けられており、 前記小径側玉列を構成する複数個の玉は、前記小径側保持器の各ポケット内に保持された状態で、前記小径側外輪軌道と前記小径側内輪軌道との間に転動自在に設けられており、 前記大径側玉列を構成する各玉と前記小径側玉列を構成する各玉とに、互いに同じ向きの接触角が付与されているタンデム型複列アンギュラ玉軸受に於いて、 前記大径側外輪軌道のうち、内径寸法が最大となる位置を境界として、前記接触角と同方向側である軸方向他側部分の曲率半径をR1とし、この接触角と反対方向側である軸方向片側部分の曲率半径をR2とした場合に、1.1R1<R2<2.0R1の関係を満たし、 前記小径側外輪軌道のうち、内径寸法が最大となる位置を境界として、前記接触角と同方向側である軸方向他側部分の曲率半径をR3とし、この接触角と反対方向側である軸方向片側部分の曲率半径をR4とした場合に、1.1R3<R4<2.0R3の関係を満たすと共に、 前記大径側玉列の大径側ラジアル隙間をS1とし、前記大径側玉列を構成する各玉の外接円の直径寸法をD1とし、前記大径側外輪係り代部の内径寸法をd1とした場合に、20μm≦(D1-d1)≦S1の関係を満たし、 前記小径側玉列の小径側ラジアル隙間をS2とし、前記小径側玉列を構成する各玉の外接円の直径寸法をD2とし、前記小径側外輪係り代部の内径寸法をd2とした場合に、20μm≦(D2-d2)≦S2の関係を満している事を特徴としたタンデム型複列アンギュラ玉軸受。
IPC (2件):
F16C 33/58 ( 200 6.01) ,  F16C 19/18 ( 200 6.01)
FI (2件):
F16C 33/58 ,  F16C 19/18
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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