特許
J-GLOBAL ID:201703018274340031

水耕栽培装置および水耕栽培方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 有我 軍一郎 ,  有我 栄一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-063176
公開番号(公開出願番号):特開2017-175931
出願日: 2016年03月28日
公開日(公表日): 2017年10月05日
要約:
【課題】構成部材の点数が極めて少なくて、組立が容易であり、かつ栽培植物の変更があっても培養液循環供給手段の変更を伴わないで、NFT薄膜水耕を行うことができる水耕栽培装置および水耕栽培方法を提供すること。【解決手段】水耕栽培装置1は、栽培槽10と、栽培槽10内に交換可能に収容する床上げブロック15a〜15fと、定植孔21を有する複数の栽培トレイ20a〜20fと、を備え、栽培槽10内の両端部に第1の液溜部13と第2の液溜部14を画成し、培養液循環供給手段23により培養液を第1の液溜部13に給送し、さらに培養液を複数の床上げブロック15a〜15fの上面部に形成された培養液流し溝部17に薄膜状に流れさせ、第2の液溜部14に流し留めてから還流させ、定植孔21に定植された栽培植物Pの根先部P2を培養液が薄膜状に流れる複数の培養液流し溝部17で受け止めてNFT薄膜水耕を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
上面が開放した直方体形状の栽培槽と、 前記栽培槽内に長手方向に両端部を除いて敷き詰めて収容され、かつ、前記栽培槽の両側の側板部および底板部の三方に密着し、前記栽培槽内の長手方向の両端部に培養液供給側の第1の液溜部と培養液流出側の第2の液溜部とを画成する直方体状の複数の床上げブロックと、 前記複数の床上げブロックの真上に対応する開口領域を閉塞するよう、各両端部を前記栽培槽の両側面の上端部に載置された複数の定植孔を有する複数の栽培トレイと、 ポンプと配管を含んでなり、前記第2の液溜部に貯留する培養液を前記第1の液溜部に循環供給する培養液循環供給手段と、を備え、 前記複数の定植孔は、前記各栽培トレイに栽培植物の水平方向の大きさに適する間隔で前記栽培槽の長手方向と直交する方向に並んで設けられ、前記栽培植物の根を挿通し根基部を保持するようになっており、 前記複数の床上げブロックの上面部には、前記各定植孔の真下に位置するよう、前記栽培槽内の前記第1の液溜部の側の一端から前記第2の液溜部の側の他端まで培養液の薄膜流下が可能な緩い傾斜を有する複数の培養液流し溝部が形成され、 前記定植孔の縁で栽培植物の根基部を保持し根先部を前記培養液流し溝部に受け止め、前記培養液流し溝部を薄膜状に流れる前記培養液によりNFT薄膜水耕を行うようになっていることを特徴とする水耕栽培装置。
IPC (1件):
A01G 31/00
FI (2件):
A01G31/00 601D ,  A01G31/00 611Z
Fターム (12件):
2B314MA11 ,  2B314MA33 ,  2B314NA01 ,  2B314NC25 ,  2B314NC43 ,  2B314ND10 ,  2B314ND15 ,  2B314ND27 ,  2B314ND33 ,  2B314PB09 ,  2B314PB20 ,  2B314PB44
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 水耕栽培装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-249993   出願人:株式会社みかど育種農場
  • 栽培ボックスの改良
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-006244   出願人:株式会社生物機能工学研究所
  • 特開平3-009147
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審査官引用 (4件)
  • 水耕栽培装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-249993   出願人:株式会社みかど育種農場
  • 栽培ボックスの改良
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-006244   出願人:株式会社生物機能工学研究所
  • 特開平3-009147
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