特許
J-GLOBAL ID:201703018407837554

船舶係留装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 杉本 勝徳 ,  岡田 充浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-061550
公開番号(公開出願番号):特開2017-031790
出願日: 2016年03月25日
公開日(公表日): 2017年02月09日
要約:
【課題】海面上での設置スペースを必要とせず、設置の費用及び整備の経費を安価にした上で、係留ロープの破断による陸上での災害の発生や、小型船舶の沈没や転覆による海上での災害の発生を効果的に防止できる船舶係留装置を提供する。【解決手段】岸壁3に接岸した小型船舶2からの係留ロープ21の先端を結索する結索部10を備え、かつ重力による沈降と均衡する浮力を有する浮体12と、岸壁3に設けられ、浮体12の結索部10より下方へ延びる管状の基部11を保持する一方、浮体12の浮力と津波による異常高さまでの海面上昇に伴って上昇した際の小型船舶2からの引っ張り力とにより基部11を離脱させる保持管13と、保持管13の内部に収容され、浮体12の基部11に先端が連結されたチェーン14と、を備える。チェーン14を、異常高さまで上昇した海面Sと岸壁3との距離から小型船舶2の喫水Kの高さH1を差し引いた長さ以上に設定する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
岸壁に接岸した小型船舶からの係留ロープの先端を結索する結索部を備え、重力による沈降と均衡する浮力を有する浮体と、 前記岸壁に設けられ、前記浮体の結索部より下方へ延びる管状の基部を保持する一方、前記浮体の浮力と津波による異常高さまでの海面上昇に伴って上昇した際の前記小型船舶からの前記係留ロープを介した引っ張り力とにより前記基部を離脱させる保持管と、 前記保持管の内部に収容され、前記浮体の基部に先端が連結された索状物と、 を備え、 前記索状物は、異常高さまで上昇した海面と前記岸壁との距離から前記小型船舶の喫水の高さを差し引いた長さ以上に設定されていることを特徴とする船舶係留装置。
IPC (2件):
E02B 3/24 ,  B63B 21/00
FI (2件):
E02B3/24 ,  B63B21/00 A
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 船舶係留装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2013-169331   出願人:三井造船株式会社
  • 船舶係留設備
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-358878   出願人:石川島播磨重工業株式会社
  • 特許第5685670号
審査官引用 (5件)
  • 船舶係留装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2013-169331   出願人:三井造船株式会社
  • 船舶係留設備
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-358878   出願人:石川島播磨重工業株式会社
  • 特許第5685670号
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