特許
J-GLOBAL ID:201703018606059510
肝細胞がんマーカー
発明者:
,
,
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
園田・小林特許業務法人
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2015070894
公開番号(公開出願番号):WO2016-013597
出願日: 2015年07月22日
公開日(公表日): 2016年01月28日
要約:
本発明の課題は、肝細胞がんを検出するマーカーであって、肝臓の状態変化に依存せず、がんの出現により初めて肝臓に存在するようになる糖タンパク質からなる肝細胞がんマーカーを提供することである。 本発明は、NPAレクチン結合性糖鎖エピトープであって、かつ下記(1)〜(5)の少なくとも1つの特性を有する糖鎖エピトープを含有するNPAレクチン結合性糖タンパク質からなる肝細胞がんマーカーを提供する。 (1)糖鎖エピトープがコアフコース(フコースα1→6糖鎖)を含まない、 (2)糖鎖エピトープがマンノースの数3の(4を超えない)複合型糖鎖を含有する、 (3)糖鎖エピトープがマンノース5以上の高マンノース型糖鎖を含まない、 (4)糖鎖エピトープがLCAレクチンの結合性に依存しない複合型糖鎖からなる、 (5)糖鎖エピトープがConAレクチンの結合性に依存しない複合型糖鎖からなる。 被検試料中の本発明の肝細胞がんマーカーを検出することで、肝細胞がんの罹患の有無又はがんの進行もしくは悪性の程度を判定することができる。
請求項(抜粋):
NPAレクチン結合性糖鎖エピトープであって、かつ下記(1)〜(5)の少なくとも1つの特性を有する糖鎖エピトープを含有するNPAレクチン結合性糖タンパク質からなる肝細胞がんマーカー;
(1)糖鎖エピトープがコアフコース(フコースα1→6糖鎖)を含まない、
(2)糖鎖エピトープがマンノースの数4以下の複合型糖鎖を含有する、
(3)糖鎖エピトープがマンノースの数5以上の高マンノース型糖鎖を含まない、
(4)糖鎖エピトープがLCAレクチンの結合性に依存しない複合型糖鎖からなる、
(5)糖鎖エピトープがConAレクチンの結合性に依存しない複合型糖鎖からなる。
IPC (2件):
FI (3件):
G01N33/574 B
, G01N33/574 D
, G01N37/00 102
前のページに戻る