特許
J-GLOBAL ID:201703018978850485

可逆式圧延機のパススケジュール設定方法および設定装置、ならびに鋼帯の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 井上 茂 ,  森 和弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-026445
公開番号(公開出願番号):特開2017-144450
出願日: 2016年02月16日
公開日(公表日): 2017年08月24日
要約:
【課題】可逆式圧延機を用いて板厚差のある鋼板に圧延する時に、板厚を変更するために圧延機を停止させるなどの特別な処置を行うことなく、各パスの走間での板厚変更、すなわち圧延中に鋼板の板厚を変えることによって板厚差のある鋼板の製造を行うことができるパススケジュール設定方法を提供することを目的とする。【解決手段】可逆式圧延機を用いて、同一の鋼帯内で長手方向に複数の仕上げ板厚とする鋼板に各パスにて走間板厚変更で圧延するパススケジュールの設定にあたって、板厚ごとに最小のパス数で圧延するパススケジュールを計算し、ここで求めた板厚ごとのパス数を仮パス数として決定し、決定した仮パス数の中の最大のパス数を圧延パス数とし、この圧延パス数にてパススケジュールを再計算する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
同一の鋼帯内で長手方向に複数の仕上げ板厚とする鋼板に可逆式圧延機を用いて圧延する可逆式圧延機のパススケジュール設定方法であって、 圧延される前の鋼板の板厚から、前記複数のそれぞれの仕上げ板厚までを最小のパス数で圧延するパススケジュールを計算する、板厚ごとのパススケジュール計算ステップと、 該板厚ごとのパススケジュール計算ステップで計算した前記複数のそれぞれの仕上げ板厚までのパス数を仮パス数として決定する、板厚ごとの仮パス数の決定ステップと、 該板厚ごとの仮パス数の決定ステップで決定したそれぞれの仮パス数の中の最大のパス数を、前記鋼帯の圧延パス数と決定する、圧延パス数の決定ステップと、 該圧延パス数の決定ステップで決定した圧延パス数で、設備制約が各パスで均等となるように各パスの圧延条件を再計算する、板厚ごとの圧延条件再計算ステップと、 を有することを特徴とする可逆式圧延機のパススケジュール設定方法。
IPC (3件):
B21B 37/00 ,  B21B 1/22 ,  B21B 37/26
FI (3件):
B21B37/00 221Z ,  B21B1/22 Z ,  B21B37/26
Fターム (6件):
4E002AD11 ,  4E002BB17 ,  4E002BC01 ,  4E024AA07 ,  4E024EE02 ,  4E024EE05
引用特許:
審査官引用 (3件)

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