特許
J-GLOBAL ID:201703019028153873

エンジンの排気ガス還流制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人前田特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-204096
公開番号(公開出願番号):特開2015-068275
特許番号:特許第6090089号
出願日: 2013年09月30日
公開日(公表日): 2015年04月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】 エンジンの排気通路に配設されたタービンと吸気通路に配設されたコンプレッサとを有する排気ターボ過給機と、上記タービンの下流側における上記排気通路と上記コンプレッサの上流側における上記吸気通路とを接続する低圧EGR通路と、該低圧EGR通路に配設され、該低圧EGR通路の断面積を変更する低圧EGR弁と、上記タービンの上流側における上記排気通路と上記コンプレッサの下流側における上記吸気通路とを接続する高圧EGR通路と、該高圧EGR通路に配設され、該高圧EGR通路の断面積を変更する高圧EGR弁と、上記低圧EGR弁の開度を、上記低圧EGR通路による上記エンジンの排気ガスの還流量が、上記エンジンの運転状態に応じて予め設定された低圧EGR目標還流量になるように制御するとともに、上記高圧EGR弁の開度を、上記高圧EGR通路による上記排気ガスの還流量が、上記エンジンの運転状態に応じて予め設定された高圧EGR目標還流量になるように制御する弁制御装置とを備えた、エンジンの排気ガス還流制御装置であって、 上記エンジンに吸入される総吸入ガス量を検出する総吸入ガス量検出手段と、 上記エンジンに吸入される新気量を検出する新気量検出手段と、 上記高圧EGR通路における上記高圧EGR弁の上記排気通路側と上記吸気通路側との間の差圧を検出する差圧検出手段とを更に備え、 上記弁制御装置は、 上記エンジンの定常運転時において、上記低圧EGR通路及び上記高圧EGR通路による上記排気ガスの還流時に、上記総吸入ガス量検出手段により検出された総吸入ガス量から、上記新気量検出手段により検出された新気量を引くことで算出した実トータル還流量を、上記低圧EGR目標還流量と上記高圧EGR目標還流量との和であるトータル目標還流量と比較することで、該実トータル還流量の正常/異常を判定し、かつ、上記差圧検出手段により検出された差圧と上記高圧EGR弁の実開度とに基づき算出した実高圧還流量を、上記高圧EGR目標還流量と比較することで、該実高圧還流量の正常/異常を仮判定するとともに、 上記エンジンの定常運転時において、上記低圧EGR通路のみによる上記排気ガスの還流時に、上記総吸入ガス量検出手段により検出された総吸入ガス量から、上記新気量検出手段により検出された新気量を引くことで算出した実低圧還流量を、上記低圧EGR目標還流量と比較することで、該実低圧還流量の正常/異常を判定し、 上記実トータル還流量の正常/異常の判定結果と、上記実低圧還流量の正常/異常の判定結果とに基づき、上記実高圧還流量の正常/異常の仮判定結果を見直して、該実高圧還流量の正常/異常の本判定を行うように構成されていることを特徴とするエンジンの排気ガス還流制御装置。
IPC (4件):
F02M 26/49 ( 201 6.01) ,  F02M 26/05 ( 201 6.01) ,  F02M 26/06 ( 201 6.01) ,  F02B 37/00 ( 200 6.01)
FI (4件):
F02M 26/49 ,  F02M 26/05 ,  F02M 26/06 301 ,  F02B 37/00 302 F
引用特許:
出願人引用 (1件)

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