特許
J-GLOBAL ID:201703019553514623
電動弁及びその組立方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
平木 祐輔
, 関谷 三男
, 石川 滝治
, 武村 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-102685
公開番号(公開出願番号):特開2016-217451
出願日: 2015年05月20日
公開日(公表日): 2016年12月22日
要約:
【課題】簡単な構成でもって、原点位置における弁体と弁シート部との間に形成される間隙の寸法ばらつきを抑えることのできる電動弁、及びその組立方法を提供する。【解決手段】下部ストッパ25をガイドブッシュ20に相対回転可能に螺合して所定位置に配置し、下部ストッパ機構29により弁軸ホルダ30が最下動位置にあるときに、弁体14を弁シート部46aに接当させ、弁軸10と弁軸ホルダ30とを圧縮コイルばね60を介して連結固定した後、所定位置にある下部ストッパ25をガイドブッシュ20に対して開弁方向に所定回転角度だけ回転させて当該ガイドブッシュ20に相対回転不能に連結する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
下端部に弁体が設けられた弁軸と、
該弁軸が軸線方向に相対移動可能及び相対回転可能な状態で内挿される円筒部を有するガイドブッシュと、
前記弁体が接離する弁シート部を有すると共に前記ガイドブッシュが取付固定された弁本体と、
前記ガイドブッシュが内挿される円筒部と前記弁軸の上端部が挿通される挿通穴が貫設された天井部とを有すると共に、前記弁軸と連結固定される弁軸ホルダと、
前記弁体を閉弁方向に付勢すべく前記弁軸と前記弁軸ホルダとの間に介装された付勢部材と、
前記弁軸ホルダを前記ガイドブッシュに対して回転させるためのロータ及びステータを有するモータと、
前記ガイドブッシュの外周に形成された固定ねじ部と前記弁軸ホルダの内周に形成された可動ねじ部とからなり、前記ロータの回転駆動に応じて前記弁軸の前記弁体を前記弁シート部に対して昇降させるためのねじ送り機構と、
前記弁軸ホルダの回転下動規制を行うべく、前記ガイドブッシュの前記固定ねじ部に螺着される雌ねじ部を持つ下部ストッパに設けられた固定ストッパ体と、前記弁軸ホルダに設けられた可動ストッパ体とからなる下部ストッパ機構と、を備え、
前記弁体が最下降位置にあるときに、前記弁体と前記弁シート部との間に間隙が形成される電動弁であって、
前記下部ストッパが前記ガイドブッシュに相対回転可能に螺合されて所定位置に配置され、前記下部ストッパ機構により前記弁軸ホルダが最下動位置にあるときに、前記弁体が前記弁シート部に接当する着座状態と、前記所定位置にある前記下部ストッパを前記ガイドブッシュに対して開弁方向に所定回転角度だけ回転させて該ガイドブッシュに相対回転不能に連結すると、前記下部ストッパ機構により前記弁軸ホルダが最下動位置にあるときに、前記弁体と前記弁シート部との間に、前記雌ねじ部のねじピッチをp、前記所定回転角度をθとして、昇降方向における寸法がp×θ/360で規定される前記間隙が形成される離間状態とをとり得るように、各部の寸法形状が設計されていることを特徴とする電動弁。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (9件):
3H062AA02
, 3H062AA15
, 3H062BB33
, 3H062CC02
, 3H062DD01
, 3H062EE06
, 3H062HH04
, 3H062HH08
, 3H062HH09
引用特許:
審査官引用 (3件)
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電動弁
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-316749
出願人:株式会社不二工機
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1回転電動弁
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-169246
出願人:株式会社不二工機
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特許第5164579号
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