特許
J-GLOBAL ID:201703019739618844

新規化合物、有機エレクトロルミネッセンス素子用材料、有機エレクトロルミネッセンス素子および電子機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人樹之下知的財産事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-535558
特許番号:特許第6167105号
出願日: 2013年09月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】 下記一般式(1)で表される化合物。 [前記一般式(1)において、X1〜X8は、それぞれ独立に、下記一般式(2)で表される基と結合する炭素原子、CRXまたは窒素原子である。X1〜X8のうち少なくとも2つが下記一般式(2)で表される基と結合する炭素原子である。 RXは、それぞれ独立に、 水素原子、 ハロゲン原子、 シアノ基、 ニトロ基、 置換もしくは無置換のヒドロキシル基、 置換もしくは無置換のカルボキシル基、 置換もしくは無置換のスルホニル基、 置換もしくは無置換のボリル基、 置換もしくは無置換のホスフィノ基、 置換もしくは無置換のメルカプト基、 置換もしくは無置換のアシル基、 置換もしくは無置換のアミノ基、 置換もしくは無置換のシリル基、 置換もしくは無置換の炭素数1〜30のアルキル基、 置換もしくは無置換の炭素数2〜30のアルケニル基、 置換もしくは無置換の炭素数2〜30のアルキニル基、 置換もしくは無置換の炭素数6〜30のアラルキル基、 置換もしくは無置換の環形成炭素数6〜40のアリール基、および 置換もしくは無置換の環形成原子数5〜40のヘテロアリール基 からなる群から選ばれる。X1〜X8のうち、隣接するCRXのRX同士は、互いに結合して環構造を形成する場合と、形成しない場合とがある。] [前記一般式(2)において、 bは、1〜5の整数である。 cは、1〜8の整数である。 Zは、酸素原子、硫黄原子、またはケイ素原子である。bが2〜5のとき、Zは、互いに同一であるか、又は異なる。Zがケイ素原子のとき、当該ケイ素原子には、R9およびR10が結合しており、R9およびR10は、それぞれ独立に、前記一般式(1)におけるRXと同義であり、このR9およびR10は、前記一般式(1)で表される構造と結合する場合がある。ただし、Zが、ケイ素原子であるとき、R9およびR10同士が、互いに結合して環構造を形成する場合はない。 Lは、 単結合、または連結基のいずれかから選ばれ、 前記連結基は、 置換もしくは無置換の炭素数1〜30の多価の直鎖状、分岐鎖状もしくは環状の脂肪族炭化水素基、または 置換もしくは無置換の環形成炭素数6〜40の多価のアリール基 を表す。cが2〜8のとき、Lは、互いに同一であるか、又は異なる。 Y1〜Y8は、それぞれ独立に、窒素原子、CRYまたはLに結合する炭素原子を表す。 RYは、前記一般式(1)におけるRXと同義であり、RYにおける環形成原子数5〜40のヘテロアリール基には、前記一般式(1)で表されるフェナントロリン環から誘導される置換もしくは無置換のフェナントロリル基も含まれる。隣接したRY同士が互いに結合し、環構造を形成する場合と、形成しない場合とがある。 X1またはX8が、前記一般式(2)で表される基と結合する炭素原子であり、bが1であり、Zが酸素原子であり、Y4またはY5がLと結合する炭素原子であり、cが2のとき、2つのLのうち前記一般式(1)で表されるフェナントロリン環側のLは、アントラセン以外の2価の基である。 X1〜X8のうち、2つが前記一般式(2)で表される基と結合する炭素原子であり、bおよびcが1であり、Zがどちらも硫黄原子であり、Y4またはY5がLと結合する炭素原子であり、Lが、p-フェニレン基であるとき、Lは、X1,X2,X4,X5,X7,X8のいずれかと結合する。 X1またはX8が、前記一般式(2)で表される基と結合する炭素原子であり、bおよびcが1であり、Zが酸素原子または硫黄原子であり、Y3がLと結合する炭素原子であり、Lが、p-フェニレン基であるとき、Y4におけるRYは、フェニル基以外である。 X1またはX8が、前記一般式(2)で表される基と結合する炭素原子であり、bおよびcが1であり、Zが酸素原子または硫黄原子であり、Y6がLと結合する炭素原子であり、Lが、p-フェニレン基であるとき、Y5におけるRYは、フェニル基以外である。 X1が前記一般式(2)で表される基と結合する炭素原子であり、Zがケイ素原子であり、Y3がLと結合する炭素原子であり、Lが単結合であり、Y6におけるRYが環形成原子数5〜40のヘテロアリール基としての前記フェナントロリル基と単結合で結合するとき、当該Y6におけるRYのフェナントロリル基は、2位以外の位置で結合する。 X4またはX5が、前記一般式(2)で表される基と結合する炭素原子であり、Y2がLと結合する炭素原子であり、Lが単結合であり、Zが酸素原子であるとき、Y7におけるRYは、ピレニル基以外である。 X4またはX5が、前記一般式(2)で表される基と結合する炭素原子であり、Y7がLと結合する炭素原子であり、Lが単結合であり、Zが酸素原子であるとき、Y2におけるRYは、ピレニル基以外である。]
IPC (5件):
C07D 471/04 ( 200 6.01) ,  C07D 519/00 ( 200 6.01) ,  H01L 51/50 ( 200 6.01) ,  C07D 487/04 ( 200 6.01) ,  C07F 7/10 ( 200 6.01)
FI (8件):
C07D 471/04 112 T ,  C07D 471/04 116 ,  C07D 471/04 CSP ,  C07D 519/00 311 ,  H05B 33/22 B ,  H05B 33/14 A ,  C07D 487/04 147 ,  C07F 7/10 V
引用特許:
審査官引用 (7件)
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