特許
J-GLOBAL ID:201703021017579458
臓器保存装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松山 裕一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-183855
公開番号(公開出願番号):特開2017-218463
出願日: 2017年09月25日
公開日(公表日): 2017年12月14日
要約:
【課題】生体から取り出した臓器を保存し、且つ保存中の臓器の状態を解析して最適な保存状態を選択できる臓器保存装置を提供すること。【解決手段】臓器(18)を保持する臓器保持部(19)と、該臓器保持部に保持されている臓器(18)に臓器保存用の保存液を灌流させる保存液灌流部(20)と、臓器保存部の温度管理を行う温度管理部と、保存液灌流部(20)に流通させる保存液に有効成分剤を導入する導入部(21)と、臓器(18)に灌流させる保存液の流量を測定することで臓器の機能を評価する機能評価部と、機能評価により得られたデータに基づいて温度管理部の温度、並びに導入部(21)により導入される有効成分剤の種類や導入量及び該保存液の流量を調節する調整部(33)とを具備してなる臓器保存装置。【選択図】図2
請求項(抜粋):
生体から分離した臓器を灌流保存する臓器保存装置であって、
臓器を保持する臓器保持部と、
臓器保持部に保持されている臓器に臓器保存用の保存液を灌流させる保存液灌流部と、
保存液を加熱冷却する熱交換部を有し、臓器保存部の温度管理を行う温度管理部と、
保存液灌流部に流通させる保存液に有効成分剤を導入する導入部と、
臓器に灌流させる保存液の流量や圧力を測定することで臓器の機能を評価する機能評価部と、
機能評価により得られたデータに基づいて温度管理部の温度、並びに導入部により導入される有効成分剤の種類や導入量及び該保存液の流量を調節する調整部と
を具備してなり、
保存液灌流部は、臓器に保存液を導入する導入管部と臓器から保存液を排出する排出管部とからなり、
上記導入管部は、臓器保存部の内部に注入されている保存液を臓器内に導入するための部分であり、移送ポンプと、一端が移送ポンプに連結され且つ他端が臓器保存部内の保存液に浸漬された抽出管と、一端が移送ポンプに連結され且つ他端が臓器に連結された導入管と、該導入管に配された流量計及び圧力センサを具備し、
上記排出管部は、臓器内部に注入された保存液を臓器外部に排出するための部分であり、
上記機能評価部は、上記流量計及び上記圧力計により構成されており、
上記調整部は、上記流量計から得られる灌流流量情報及び上記圧力計から得られる灌流圧力情報に基づいて臓器の機能の劣化を評価し、移植に支障が生じると判断される場合には臓器の機能を改善するように上記熱交換部に指示を出すように構成されており、
上記温度管理部は、臓器保存部内に貯留される保存液の温度を所定の温度に徐々に加温及び/又は冷却するように温度制御する、
ことを特徴とする臓器保存装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
4H011CA01
, 4H011CB05
, 4H011CC01
, 4H011CC03
, 4H011CD02
, 4H011CD04
, 4H011CD07
引用特許:
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