特許
J-GLOBAL ID:201703021351144110

硬化電着塗膜の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鮫島 睦 ,  吉田 環 ,  後藤 裕子
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-106053
特許番号:特許第6058191号
出願日: 2016年05月27日
要約:
【課題】 鏡面光沢度の低い低光沢塗膜または艶消し塗膜など、光沢度の調整された硬化電着塗膜の形成方法を提供すること。 【解決手段】 硬化電着塗膜の形成方法であって、上記方法は、アニオン電着塗料組成物中に被塗物を浸漬して電着塗膜を形成する、電着塗装工程、および、上記塗装工程で形成した電着塗膜を加熱して硬化させる、加熱硬化工程、を包含し、上記アニオン電着塗料組成物は、アクリル樹脂(A)、硬化剤(B)、水分散型光沢調整剤(C)および硬化触媒(D)を含み、上記水分散型光沢調整剤(C)は、天然ワックスおよびポリオレフィンワックスからなる群から選択される1種またはそれ以上のワックスの水分散物であって、上記水分散型光沢調整剤(C)を構成するワックスは、軟化点(Tm)が100°C以上であり、および、密度が0.91〜1.10の範囲内であり、上記アニオン電着塗料組成物中に含まれる水分散型光沢調整剤(C)の固形分質量は、アニオン電着塗料組成物の樹脂固形分100質量部に対して6〜20質量部であり、上記電着塗装工程において形成された電着塗膜の50°Cにおける塗膜粘度が10,000〜100,000Pa・sの範囲内である、方法。 【選択図】 なし
請求項(抜粋):
【請求項1】 硬化電着塗膜の形成方法であって、前記方法は、 アニオン電着塗料組成物中に被塗物を浸漬し、電圧を印加して電着塗膜を形成する、電着塗装工程、および、 前記電着塗装工程で形成した電着塗膜を加熱硬化して硬化電着塗膜を形成する、加熱硬化工程、 を包含し、 前記アニオン電着塗料組成物は、アクリル樹脂(A)、硬化剤(B)、水分散型光沢調整剤(C)および硬化触媒(D)を含み、 前記アクリル樹脂(A)は、カルボキシル基および水酸基を有するアクリル樹脂であり、 前記硬化剤(B)は、アミノ樹脂およびブロックイソシアネート化合物からなる群から選択される1種またはそれ以上であり、 前記水分散型光沢調整剤(C)は、天然ワックスおよびポリオレフィンワックスからなる群から選択される1種またはそれ以上のワックスの水分散物であって、 前記水分散型光沢調整剤(C)を構成するワックスは、軟化点(Tm)が100°C以上であり、および、密度が0.91〜1.10の範囲内であり、 前記アニオン電着塗料組成物中に含まれる水分散型光沢調整剤(C)の固形分質量は、アニオン電着塗料組成物の樹脂固形分100質量部に対して6〜20質量部であり、 前記電着塗装工程において形成された電着塗膜の50°Cにおける塗膜粘度が10,000〜100,000Pa・sの範囲内である、 方法。
IPC (4件):
C25D 13/10 ( 200 6.01) ,  C09D 133/00 ( 200 6.01) ,  C09D 5/44 ( 200 6.01) ,  C09D 7/12 ( 200 6.01)
FI (4件):
C25D 13/10 B ,  C09D 133/00 ,  C09D 5/44 B ,  C09D 7/12
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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