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J-GLOBAL ID:201802210146197563   整理番号:18A0729536

珍しい新熱帯区のランCatasetum galeritum Rchb.f.の受粉生態学と花の香りの化学に関するノート

Notes on pollination ecology and floral scent chemistry of the rare neotropical orchid Catasetum galeritum Rchb.f.
著者 (5件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 158-163  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0708A  ISSN: 1442-1984  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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新熱帯ラン属Catasetumは,花粉媒介者(すなわち,雄のシタバチハチ)に対する報酬として香料を生産する約180種の種についてのものである。約1000の香料-報酬植物の中で,Catasetum種はその自然史に関して最も良く研究されている。それにもかかわらず,ほとんどの種(>80%)の受粉生態は未知のままである。ここでは,ほとんど研究されていないブラジルのアマゾンに固有の希少種であるC.galeritumの受粉生態と花の香り化学を調べた。C.galeritumの花は,Eufriesea superbaの雄ハチによってのみ訪問された。その香料は6つの揮発分から成り,1,4-ジメトキシベンゼンは全香り排出の約85%を占めた。この化合物は,40以上のシタバチハチ種の強力な誘引物質である。C.galeritumの花におけるEf.superba以外のシタバチ種の不在は,したがって,その花の香りにおけるもう一つの化合物の修飾効果によって仲介される可能性がある。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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生殖  ,  植物の生化学  ,  植物生態学 
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