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J-GLOBAL ID:201802210212184932   整理番号:18A0493744

DGKζアブレーションは全身電離放射線によるひ臓におけるp53レベルのアップレギュレーションを引き起こす【Powered by NICT】

DGKζ ablation engenders upregulation of p53 level in the spleen upon whole-body ionizing radiation
著者 (6件):
資料名:
巻: 67  ページ: 93-100  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0789A  ISSN: 2212-4926  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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腫瘍抑制遺伝子産物p53,様々なストレスに対する細胞応答を調整する,シグナル伝達の複雑なネットワークによって厳密な調節を受ける。DGKファミリーはホスファチジン酸を産生する脂質第二メッセンジャージアシルグリセロールを代謝する。著者らの初期の研究は一つのアイソザイム,DGKζがp53の調節機構に関与することを示した。ドキソルビシン誘発DNA損傷の細胞モデルでは,野生型DGKζの過剰発現はp53蛋白質誘導を抑制し,アポトーシスを減少させ,DGKζのノックダウンはp53蛋白質レベルをアップレギュレートし,アポトーシスを促進する。精査の結果,DGKζは細胞質におけるユビキチン-プロテアソーム系を介してp53分解を促進することを明らかにした。しかし,細胞に基づく実験で見出されたp53機能に対するDGKζの調節機構は,動物のレベルでも機能性であるかどうかは明らかになっていない。全身電離放射線により誘導されるDNA損傷下でDGKζKOマウスを用いた実験を用いてこの点を明らかにするために実施した。著者らの結果は,p53蛋白質は電離放射線への曝露によるDGKζKOマウスのひ臓におけるロバストに誘起され,したがって,この器官におけるアポトーシスを促進していることを明らかにした。総合すれば,結果は,DGKζはDNA損傷ストレス条件後の細胞及び組織体レベルでのp53発現の歩哨役割を果たしていることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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細胞生理一般  ,  生物学的機能 
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