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J-GLOBAL ID：201802210699606959   整理番号：18A0315646

多色LEDライトを用いた可視光通信の非常時通信への適用

著者 (1件)： 塚田晃司 (和歌山大 システム工)
資料名： 電波技術協会報FORN  (電波技術協会報フォルン)
号： 315  ページ： 46-49  発行年： 2017年03月10日 
JST資料番号： F2122A  ISSN： 0910-593X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・災害時の夜間の救援要請の連絡を想定した,多色LEDライトを用いた可視光通信の開発について紹介。
・RGB3色の可視光LED光源を用い,発光色を組合せたカラーシフトキーイング(CSK)方式で情報データを変調した光無線通信。
・CSK方式で変調したLED光をカメラで撮影し,色情報からRGBの点灯/非点灯で情報を求めてデータを復調。
・受信機として一般のビデオカメラを用いた夜間の通信実験で,通信距離350mの時に誤り率は10%以下。
・LED懐中電灯やスマートフォン画面の発光色制御によるメッセージ送信機能やデジタルサイネージへの適用などが今後の展開。

シソーラス用語： *光通信 ,  *LED照明 ,  *色信号 ,  信号変調 ,  メッセージ伝送 ,  ビデオカメラ ,  無線伝送 ,  *RGB ,  *可視光通信 ,  光無線通信
準シソーラス用語： *LEDライト ,  変調【信号】

分類 (2件)： 発光素子  (NC03082G) ,  光通信方式・機器  (ND10000B)

引用文献 (16件)：

• 内閣府政策統括宮(防災担当):中山間地等の集落散在地域における孤立集落発生の可能性に関する状況調査(都道府県アンケート調査)調査結果,内閣府,2005.
• 間瀬憲一,岡田啓,大和田泰伯:中山間被災地復興へ向けた無線ブロードバンド提供の実践的取組み,電子情報通信学会誌,Vol.91,No.10,pp.857-861,2008.
• Urakami, M., Innami, S., Kamegawa, M., Shigeyasu, T. and Matsuno, H.: Wireless Distributed Network System for Relief Activities after Disasters, Proc. 2010 Int'l Conf. Broadband, Wireless Computing, Communication and Applications, pp.260-267, 2010.
• 大瀧龍,重安哲也,浦上美佐子,松野浩嗣:自律的無線ネットワークを用いた被災情報提供システム,情報処理学会論文誌,Vol.52, No.1, pp.308-318,2011.
• 塚田晃司,岡崎匡紀:可視光通信を用いた非常時通信の試み,減災情報システム合同研究会第1回研究会,dris-2014-0321-7,2014.

タイトルに関連する用語 (3件)： 多色 ,  LEDライト ,  可視光通信