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J-GLOBAL ID:201802210743783110   整理番号:18A2104344

食肉加工施設から分離されたListeria monocytogenes株の塩化ベンザルコニウム耐性はプラスミド由来BcrabCカセットの存在に関連する【JST・京大機械翻訳】

Benzalkonium chloride tolerance of Listeria monocytogenes strains isolated from a meat processing facility is related to presence of plasmid-borne bcrABC cassette
著者 (7件):
資料名:
巻: 111  号: 10  ページ: 1913-1923  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0564A  ISSN: 0003-6072  CODEN: ALJMAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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リステリア菌は食品加工環境で持続可能な重大な食品媒介病原体である。工業環境で使用される消毒剤への耐性は,Listeria生存の重要な因子を構成する。本研究において,塩化ベンザルコニウム(BAC)に対する耐性の機構を食肉施設からの77のリステリア菌分離株において調べた。PCR法により,mdrlとlde染色体排出ポンプ遺伝子をすべての分離株で検出した。分離株はqacHおよびemrE遺伝子に対して陽性ではなかった。しかしながら,bcrABCカセットは同じAscI/ApaIパルソタイプを有する血清群IIaの17分離株に存在し,オペロンはプラスミド上に局在していた。bcrABC存在によるBAC耐性の有意な関係は,すべてのbcrABC陽性分離株がBACに対して最も高い最小阻害濃度(MIC)値を示し,BACに対する感受性の増加がプラスミド硬化後に観察されたことを確認した。bcrABC陽性株におけるBAC耐性に及ぼす排出ポンプ阻害剤レセルピンの影響は,すべてのbcrABC陰性株と対照的に観察されなかった。bcrABC陽性分離株において,bcrABC陰性およびプラスミド硬化リステリア菌分離株と比較して,より低いエチジウムブロミド流出が観察された。bcrABC遺伝子の発現はBAC誘導であった。そのプラスミド位置と結合したBAC耐性の増加に対するbcrABCの確認された効果は,Listeria種間の殺生物剤耐性の潜在的な普及における重要な因子である可能性がある。殺生物剤耐性の分子機構の理解は,BACの頻繁な使用による食品生産環境におけるリステリア菌のさらなる拡大を防ぐための制御対策の改善を助けるはずである。Copyright 2018 Springer International Publishing AG, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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食品の汚染 
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