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J-GLOBAL ID:201802211241673107   整理番号:18A0796669

日本における母乳へのヘキサブロモシクロドデカンのジアステレオマ,テトラブロモビスフェノールAおよび2,4,6-トリブロモフェノールの移行に影響する汚染傾向と因子【JST・京大機械翻訳】

Contamination trends and factors affecting the transfer of hexabromocyclododecane diastereomers, tetrabromobisphenol A, and 2,4,6-tribromophenol to breast milk in Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 237  ページ: 936-943  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0984B  ISSN: 0269-7491  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,日本の母乳中のヘキサブロモシクロドデカン(HBCD)ジアステレオマー,テトラブロモビスフェノールA(TBBP-A),2,4,6-トリブロモフェノール(2,4,6-TBP)を含む臭素化難燃剤(BFR)の濃度に影響する汚染傾向と因子を調べた。母乳試料(n=64)を日本の6つの県に住む母親から収集した。α-HBCD,β-HBCD,γ-HBCD,TBBP-A,2,4,6-TBPの平均濃度は,それぞれ2.2,0.19,0.29,3.0,0.59ng/g脂質重量であった。以前の研究に基づいて,日本人女性の牛乳におけるΣHBCDのレベルは増加しているようであり,TBBP-Aのレベルは他のアジア諸国におけるそれらより高かった。ΣHBCDはフェノール性BFRと相関しなかったが,β-HBCDの濃度はTBBP-A(r=0.440,p<0.01)及び2,4,6-TBP(r=0.320,p<0.01)の濃度と有意に相関した。γ-HBCDの濃度は母親の年齢と共に有意に増加したが(r=0.378,p<0.01),他の検体の濃度は年齢に依存しなかった。α-HBCDの濃度は,マルチパラエ(p<0.05)よりも初産婦において高かったが,TBBP-Aはマルチパラエにおいて高かった。牛乳および母親の年齢,作業場所および飲酒/喫煙習慣におけるフェノール性BFRレベル間に有意な相関は見られなかった。これらの結果は,α-およびγ-HBCDジアステレオマーへの曝露が,それらの異なる動力学および供給源のため,それぞれ,母親の年齢およびパリティによって影響を受ける可能性があることを示唆している。したがって,これらの因子は乳児リスク評価を実施するときに考慮すべきである。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  公衆衛生 
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