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J-GLOBAL ID:201802211614920802   整理番号:18A1131241

熱帯泥炭上のアブラヤシ人工林における酸化的泥炭分解による土壌二酸化炭素排出【JST・京大機械翻訳】

Soil carbon dioxide emissions due to oxidative peat decomposition in an oil palm plantation on tropical peat
著者 (14件):
資料名:
巻: 254  ページ: 202-212  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0060C  ISSN: 0167-8809  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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土壌二酸化炭素(CO2)流出を,熱帯泥炭上のアブラヤシ人工林における自動チャンバーシステムを用いて2年間連続的に測定した。本研究では,CO2排出量を制御する因子を調べ,土壌呼吸と従属栄養呼吸による年間累積CO2排出量を定量化した。これは酸化的泥炭分解と同等である。土壌呼吸は,樹状(<2.5m,CT)と遠い木(>3m,FT)プロットで測定し,従属栄養呼吸は溝切り法により根カット(RC)プロットで測定した。日平均CO2排出値(平均±1標準偏差)は,CT,FTおよびRCプロットにおいて,それぞれ2.80±2.18,1.59±1.18および1.94±1.58μmol m~-2s-1であった。日平均CO2流出は地下水位または水充填間隙空間が減少するにつれて指数関数的に増加し,土壌中の酸化的泥炭分解とガス拡散が地下水位の低下に起因する通気の増大により増加したことを示した。平均年間ギャップ充填CO2排出量は,CT,FTおよびRCプロットにおいて,それぞれ1.03±0.53,0.59±0.26および0.69±0.21kgCm~-2yr-1であった。土壌CO2放出はCTプロットで有意に高かったが(P<0.05),FTとRCプロット間で有意差はなかった。これは,根呼吸がFTプロットで無視できることを意味する。従属栄養呼吸は土壌呼吸の66%を占めた。土壌と従属栄養呼吸の両方による年間CO2放出は,熱帯泥炭における他のアブラヤシ人工林のそれらより小さく,おそらく,この研究における土壌CO2流出のより高い地下水位,土地圧縮,および連続測定によるものであった。平均年間総沈降は1.55~1.62cmyr-1で,その酸化的泥炭分解は72~74%を占めた。結論として,地下水位を上げるための水管理は熱帯泥炭地におけるアブラヤシ人工林からの土壌CO2放出を軽減する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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環境問題 

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