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J-GLOBAL ID：201802212085036127   整理番号：18A0031972

水中可視光通信

著者 (3件)： 澤隆雄 (海洋研究開発機構 海洋工セ) ,  西村直喜 (島津製作所) ,  東條公資 (島津製作所)
資料名： 電子情報通信学会誌  (Journal of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers)
巻： 101  号： 1  ページ： 52-58  発行年： 2018年01月01日 
JST資料番号： F0019A  ISSN： 0913-5693  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： これまでの水中無線通信は低速な音響通信に頼ってきた。しかしコンピュータで扱うデータの増大に伴い,より高速な無線通信手段として,可視光を用いた水中可視光無線通信が注目されている。我々は水中移動体との高速無線通信を実現するために,青,緑,赤色の可視光レーザダイオードを送信素子に,光電子増倍管を受光素子に用いた光無線通信装置の開発を進めている。可視光は水中でも空中でも伝搬するため,水面をまたいだ通信も可能である。特に太陽光の届かない深海は光通信に適した環境であることから,水中ドローンへの利用拡大が期待できる。(著者抄録)

シソーラス用語： *光通信 ,  可視光 ,  水中通信 ,  *半導体レーザ ,  無線伝送 ,  移動体 ,  光電子増倍管 ,  深海 ,  無人機 ,  音波通信
準シソーラス用語： *可視光通信 ,  水中光無線通信 ,  音響通信 ,  *レーザダイオード ,  無線通信 ,  ドローン

分類 (2件)： 光通信方式・機器  (ND10000B) ,  半導体レーザ  (BD04070L)

引用文献 (17件)：

• ロバート J. ユーリック(著),土屋 明(訳),水中音響の原理,共立出版,1978.
• 中尾定彦,“レーザー光の水中伝搬に関する研究,”慶應義塾大学博士論文,1979.
• C. Gabriel, M.A. Khalighi, S. Bourennane, P. Leon, and V. Rigaud, “Channel modeling for underwater optical communication,” 2011 IEEE GLOBECOM Workshops (GC Wkshps), pp. 833-837, Houston, TX, 2011.
• N. Farr, J. Ware, C. Pontbriand, T. Hammar, and M. Tivey, “Optical communication system expands CORK seafloor observatory's bandwidth,” OCEANS 2010 MTS/IEEE SEATTLE, pp. 1-6, Seattle, WA, 2010.
• 伊藤陽介,春山真一郎,中川正雄,“波長依存性を考慮した適応変調を用いた水中可視光通信方式,”信学技報,CAS2005-139, SIP2005-185, CS2005-132, pp. 127-132, March 2006.

タイトルに関連する用語 (2件)： 水中 ,  可視光通信