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J-GLOBAL ID:201802212339562265   整理番号:18A0428470

Persea americana種子抽出物の駆虫活性とバイオ誘導化学分析の評価【Powered by NICT】

Assessment of anthelmintic activity and bio-guided chemical analysis of Persea americana seed extracts
著者 (7件):
資料名:
巻: 251  ページ: 34-43  発行年: 2018年 
JST資料番号: A1194A  ISSN: 0304-4017  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,Persea americana Millの抽出物と画分を特性化することであった。(アボカド)種子と組成およびHaemonchus contortusの第三期幼虫(L3)に対するin vitro駆虫活性を決定した。新鮮(F)と乾燥(H)アボカド種子(PA)を熱水(W PAF, W PAH),エタノール(E PAF, E PAH)またはメタノール70%(v/v)による抽出に供し,極性増加[n-ヘキサン(H PAF, H PAH),クロロホルム(C PAF, C PAH),酢酸エチル(Ea PAF, Ea PAH),n-ブタノール(B PAF, B PAH)]の溶媒による分配,全14抽出物/画分が得られた。収率,水溶解度,幼虫遊走試験(LMT)の予備的結果を考慮した後,PAF,E PAH,HPAF,HPAHはさらなる実験のために選択した。E PAHはLMTに36μg/mLの50%(EC_50)の効率濃度を示した。EC_50は他の画分(E PAF=147 μg/mL; H PAF=801 μg/mL; H PAH=77 μg/mL)と比較した場合,E PAHは最大の効率を示した。その後,E PAHを化学的に特性化し,比色およびクロマトグラフィー法によるその定量的ポリフェノール及びフラボノイド含量を考察した。E PAHは総フェノールの乾物,縮合タンニン(CT),及びフラボノイド含量の5038および24mg/gであった。高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)分析を用いて,E PAHはケルセチンに加えてその主要成分としてエピカテキン(4.7 μg/mL),ルチン(2.8 μg/mL),及びクロロゲン酸(1.4 μg/mL)を持つことを示した。E PAHで観察された駆虫活性組成を関係付けるためにこれらの単離した化合物はLMTを用いて評価した。ケルセチン(EC_50=7.8μg/mL)及びエピカテキン(EC_50=10μg/ml)はルチン(EC_50=30μg/mL)よりも高い効率を示した。クロロゲン酸もLMTで試験したが,顕著な効率を示さなかった。単離したフェノール類に対して得られた結果,E PAHのフェノール組成及びEC_50値によれば,CT含有量に加えて,エピカテキン及びルチンの存在はPAHの殺幼虫活性に寄与していることが示唆された。結論として,アボカド種子は有望な駆虫薬の応用ポリフェノールの供給源として使える可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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動物用医薬品  ,  ペプチド  ,  動植物,微生物のその他の産生物質  ,  果実とその加工品  ,  その他の有害生物防除剤 

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