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J-GLOBAL ID：201802212501663384   整理番号：18A2176225

カボスを使った水産物の高品質化に関する研究 II

著者 (3件)： 後藤良恵 (大分県産業科技セ) ,  徳田正樹 (大分県産業科技セ) ,  山本展久 (大分県産業科技セ)
資料名： 大分県産業科学技術センター研究報告(Web)  (大分県産業科学技術センター研究報告書(Web))
巻： 2017  ページ： 54-58 (WEB ONLY)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0161A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 食品残さの有効活用のひとつとして飼料化が挙げられる。大分県のブランド魚「かぼすブリ」は,カボスの持つ抗酸化機能を期待し,カボス果汁の搾汁粕の乾燥パウダーが給与され,血合い肉の変色遅延に効果が認められている。しかし,乾燥粉末化にはコストがかかるためカボスの機能性成分を少しでも多く残すための原材料について検討を行った。フラボノイド,アスコルビン酸の含有量は,搾汁方法による差は明確に認められなかったが,乾燥する搾汁粕の大きさは,スライスした搾汁粕がそれをさらに細断したものより多く残ることが確認された。また,前回(I)と同じように,フラボノイドは,より早い時期のカボス搾汁粕を,アスコルビン酸は,より完熟した時期の搾汁粕を材料とした方が多く残る。また,低い温度での乾燥がより多くの成分を残るが,アスコルビン酸では特に違いがでることが確認された。(著者抄録)

シソーラス用語： *ミカン科 ,  水産物 ,  *食品副産物 ,  食品成分 ,  乾燥 ,  食品加工 ,  フラボノイド ,  リサイクル ,  ブリ ,  *養殖 ,  魚肉 ,  ラクトン ,  水溶性ビタミン ,  第二アルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： *カボス ,  機能性成分 ,  *搾汁粕 ,  *飼料化 ,  食品乾燥 ,  *水産養殖

分類 (2件)： 餌料  (FH04040U) ,  果実とその加工品  (FJ11030Z)

物質索引 (1件)： アスコルビン酸

引用文献 (1件)：

• 廣瀬正純,香嶋章子,カボス搾汁残さの有効利用,大分県産業科学技術センター研究報告書(2005)

タイトルに関連する用語 (4件)： カボス ,  水産物 ,  高品質化 ,  研究