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J-GLOBAL ID:201802212716519197   整理番号:18A0914860

セメント系硬化体の等価回路モデルに及ぼす塩化物イオンの影響

EFFECTS OF CHLORIDE ION ON ELECTRIC EQUIVALENT CIRCUIT MODEL OF HARDENED CEMENTITIOUS MATERIALS
著者 (3件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 295-301(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U1105A  ISSN: 2187-3313  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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電気化学的方法を用いた鋼材腐食の非破壊検査に用いられるコンクリートの等価回路は,塩分の存在によって変化すると考えられる。そこで,モルタル供試体を用いて,塩分の存在が硬化体の等価回路の各成分に及ぼす影響を検討した。 塩水浸漬を行った供試体による検討の結果,細孔溶液が受ける表面電位の影響が大きくなることが示唆された。塩水浸漬を行った供試体の電荷移動抵抗は,浸漬濃度によって異なる結果となり,特に濃度が高い場合に影響が顕著となった。そこで,細孔溶液中の塩化物イオン濃度で補正を行うことで,電荷移動抵抗の評価ができることを明らかにした。(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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モルタル,コンクリート  ,  電気化学反応 
引用文献 (9件):
  • 1) 親本俊憲ほか:モルタルの電気抵抗特性に関する電気化学的検討、コンクリート工学年次論文集、Vol.27、pp.907-912(2005)
  • 2) 山崎慶太ほか:インピーダンス計測によるコンクリートの含水率・含有塩化物量の非侵襲測定に関する基礎的研究、日本建築学会構造系論文集、第668号、pp.1773-1779(2011)
  • 3) 須田裕哉ほか:各種セメント硬化体の相組成と圧縮強度に関する研究、セメント・コンクリート論文集、Vol.66、pp.159-166(2012)
  • 4) 福山智子ほか:交流インピーダンス法を用いた鉄筋腐食の非破壊検査に関する基礎的研究、日本建築学会学術講演梗概集、A-1、材料施工、pp.185-186(2006)
  • 5) 白川敏夫ほか:セメント硬化体中への気体の拡散係数測定方法の提案、日本建築学会構造系論文集、第515号、pp.15-21(1999)
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