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J-GLOBAL ID：201802213931392335   整理番号：18A0931106

理想化された金星様強制による長期AGCM実験における超回転と多重平衡に対する極間接循環の影響:水平分解能と初期条件に対する感度【JST・京大機械翻訳】

Effects of Polar Indirect Circulation on Superrotation and Multiple Equilibrium in Long-Term AGCM Experiments With an Idealized Venus-Like Forcing: Sensitivity to Horizontal Resolution and Initial Condition

著者 (2件)： Yamamoto Masaru (Research Institute for Applied Mechanics, Kyushu University, Kasuga, Japan) ,  Takahashi Masaaki (National Institute for Environmental Studies, Tsukuba, Japan)
資料名： Journal of Geophysical Research: Planets  (Journal of Geophysical Research: Planets)
巻： 123  号： 3  ページ： 708-728  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2387A  ISSN： 2169-9097  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大気大循環モデル(AGCMs)において単純化したモデルセットアップを用いて,陸上惑星の流体力学過程を明らかにした。本研究では,金星状惑星における超回転と多重平衡状態に対する極性間接循環の動的効果を明らかにすることを目的とした。以前にVenus AGCM相互比較のために用いられたモデルセットアップを,気候AGCMに関する学際的研究のためのモデルに適用し,水平分解能と初期条件を長期実験において変化させた。T42(Truncation波数42)実験における一般循環と惑星規模波の構造はT63実験のものと類似している。極性間接循環の存在において,超回転流は雲層で弱くなり,その運動量は高緯度で低気圧に向かって輸送される。対照的に,T21実験では,極性間接循環は完全に分解されないので,間接循環による鉛直運動量輸送は下層大気では効果がなく,従って雲頂超回転流は高分解能実験よりも大きくなる。T42と高い実験では見られないが,異なる初期帯状流により生じた多重平衡状態がT21実験で現れた。したがって,Gierasch-Rossow-Williams機構における極性間接循環は雲層における超回転流を弱め,一般循環の定常状態多重度を破壊する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 極性 ,  高分解能 ,  下層大気 ,  高緯度 ,  運動量 ,  雲層 ,  *初期条件 ,  *金星 ,  陸地 ,  惑星 ,  気候 ,  *大気大循環モデル
準シソーラス用語： *水平分解能 ,  *多重平衡 ,  *超回転 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 超回転 ,  大循環 ,  多重平衡状態 ,  金星

分類 (2件)： 惑星  (DB04020E) ,  大規模擾乱,台風,大気重力波  (DC05070R)

タイトルに関連する用語 (10件)： 金星 ,  強制 ,  長期 ,  AGCM ,  実験 ,  多重平衡 ,  極 ,  水平分解能 ,  初期条件 ,  感度