抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:肝硬変患者の血漿B型ナトリウム利尿ペプチドレベルと病状の重症度及び患者の予後との関係を検討する。方法:86例の肝硬変患者(実験グループ)と同時期の健康診断者86人(対照グループ)の基本情報を収集し、血漿BNP、アルブミン、腎機能、凝血機能及び消化管出血と肝硬変腹水などの指標があり、患者の血漿BNPとこれらの指標との関係を検討し、患者の退院後6ケ月のフォローアップを行い、生存曲線の分析を行った。結果:実験群の血漿BNPレベルは対照群より高く、実験群のChild-pughC級>B級>A級で、統計学的有意差があった(P<0.05)。消化管出血、便潜血、貧血、腹水、腎機能異常を併発した患者の血漿BNPレベルは上述症状を合併しない患者より高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。異なる年齢、性別、体重、病因患者の血漿BNPレベルに統計学的有意差はなかった(P>0.05)。実験組患者の血漿BNPレベルはクレアチニン、総ビリルビン、プロトロンビン時間と正の相関があり、アルブミンレベルと明らかな負の相関を呈した。退院後半年,BNP>182.5pgm/Lの患者の生存率はBNP≦182.5pgm/Lより低かった。【結語】肝硬変患者の血漿BNPレベルは,年齢,性別,体重,および病因とは相関せず,肝臓の機能レベルを反映し,消化管出血,貧血,腹水,および腎機能の影響を受けた。患者の予後の評価には一定の参考価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】