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J-GLOBAL ID:201802214071615383   整理番号:18A1428263

ガード加熱サーミスタプローブによるヒト皮膚の有効熱伝導率の非侵襲測定【JST・京大機械翻訳】

Non-invasive measurement of effective thermal conductivity of human skin with a guard-heated thermistor probe
著者 (5件):
資料名:
巻: 126  号: PB  ページ: 625-635  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0390A  ISSN: 0017-9310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,保護加熱サーミスタプローブによるヒト皮膚の有効熱伝導率の測定のための非侵襲的方法について述べた。ガード加熱サーミスタプローブは,周囲温度より高い温度で材料の絶対表面温度を正確に測定することを可能にした。本研究では,短時間の皮膚表面温度応答を測定することにより,ヒト皮膚の有効熱伝導率の非侵襲的測定のためにプローブを用いた。ヒト皮膚の有効熱伝導率を,5人の健康なボランティアについて,頬,前腕,およびかからのような異なる身体部位で測定した。測定値は,皮膚下の血液潅流および代謝のような多層皮膚構造および生物学的過程の影響を反映している。結果は,有効熱伝導率とスキン構造の間の相関を明らかにした。ヒト皮膚の有効熱伝導率に及ぼす表皮層の表皮厚さと熱伝導率の影響を評価するために数値シミュレーションを行った。結果は,表皮の厚さが保護加熱サーミスタプローブで測定した有効熱伝導率に大きな影響を持つことを示した。これは,測定した有効熱伝導率が,測定中の熱侵入深さに依存して,表皮と真皮の両方の熱伝導率の関数であるためである。より厚い表皮を持つ体上の位置において,表皮熱伝導率は有効熱伝導率を支配する。頬と前腕のようなより薄い表皮を持つ体上の位置では,真皮熱伝導率が有効熱伝導率を支配する。ヒト皮膚の有効熱伝導率に及ぼす皮膚及び代謝下の血液潅流のような生理学的条件の影響も数値的に解析した。真皮層の血液潅流速度と代謝熱発生率の変化は,有効熱伝導率にわずかな影響を及ぼすことが分かった。しかし,血液潅流速度と動脈血温度のみが皮膚表面温度に影響することが分かった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
伝熱一般・基礎  ,  対流・放射熱伝達 

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