抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的;2型糖尿病(T2DM)患者の心機能および頚動脈プラーク形成に対する高尿酸血症の影響を分析する。方法;2014年6月から2016年7月にかけて、当病院で治療したT2DM患者60例を研究対象とし、高尿酸血症を合併した30例の患者を観察群とし、高尿酸血症を合併しない30例を対照群とした。左室駆出率(LVEF),Eピーク/Aピーク比(E/A比)およびクレアチンキナーゼアイソザイム(CK-MB)を比較し,心機能を評価した。同時に,2つの群における尿アルブミン(mAlb),頚動脈内膜中膜厚(IMT),トリグリセリド(TG),高密度リポ蛋白質(HDL-C)などの頸動脈プラークの形成指数を比較し,血清尿酸(UA)レベルと上記指標間の相関性を分析した。結果;観察群のLVEF、E/A比は対照群より有意に低く(P<0.05)、CK-MBの有意性は対照群より高かった(P<0.05)。観察群のmAlb、IMT及び血清TG、HDL-Cのレベルは対照群より明らかに高かった(P<0.05)。相関分析により、T2DM患者のUAレベルはLVEF、E/A比と負の相関を示し(P<0.05)、mAlb、IMT、TGと正の相関を示した(P<0.05)。結論;高尿酸血症は、T2DM患者の心機能障害を増加させ、血中脂質とmAlbレベルを調節することにより、頸動脈プラークの形成を促進し、臨床実践において、血中尿酸レベルのモニタリングを強化し、確定診断後に早期に介入する必要がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】