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J-GLOBAL ID:201802214646083342   整理番号:18A0460790

浸水条件におけるイネ,コムギ,オオムギ,およびダイズの苗立ち率に対するタングステン系およびモリブデン系化合物による種子被覆効果の比較

Comparison of the effects of seed coating with tungsten and molybdenum compounds on seedling establishment rates of rice, wheat, barley, and soybean under flooded conditions
著者 (1件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 406-411 (WEB ONLY)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0809A  ISSN: 1349-1008  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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イネ,コムギ,オオムギ,およびダイズを浸水条件で撒くと,モリブデン系化合物による種子被覆はそれらの苗立ちを改善する。タングステンは周期律表ではモリブデンと同じ族に属し,モリブデンと同じく硫化物イオンの発生を阻害する。本研究では,浸水条件におけるイネ,コムギ,オオムギ,およびダイズの苗立ちに対する種子被覆に用いたタングステンとモリブデンの効果を比較した。イネでは,苗立ちに対するタングステン系化合物の効果は変動した。三酸化タングステンにはほとんど効果はなかったが,タングステン酸とリンタングステン酸アンモニウムは少なくとも0.1~0.2モルW/kgで用いると苗立ちを有意に改善した。タングステンによる被覆効果は使用した化合物に依存して変動したが,他のタングステン系化合物と同じく,リンタングステン酸アンモニウムはある意味ではモリブデン系化合物に対応した苗立ちの改善効果があった。コムギとオオムギに関しては,リンタングステン酸アンモニウムとの処理ではモリブデン系化合物で得られた結果より有意で少しだけ小さい上昇が見られた。タングステン酸とリンタングステン酸アンモニウムとの処理では,モリブデン系化合物の場合と同じく,ダイズの苗立ちを有意に改善した。まとめると,本研究結果は,タングステン系化合物はモリブデン系化合物と同じく浸水条件における苗立ちの改善を示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物に対する影響  ,  稲作  ,  麦  ,  豆類 

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