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J-GLOBAL ID：201802215155332635   整理番号：18A1892156

Saipan島沖の洲島(Managaha島)の季節的変動機構

SEASONAL VARIATION OF MANAGAHA ISLAND COMPOSED OF SAND OFFSHORE OF SAIPAN ISLAND

著者 (4件)： 宇多高明 ((一財)土木研究センターなぎさ総合研究所 兼 日本大学理工学部海洋建築工学科) ,  大谷靖郎 ((一財)土木研究センター河川・海岸研究部) ,  伊達文美 ((一財)土木研究センター河川・海岸研究部) ,  宮原志帆 (海岸研究室(有))
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 74  号： 2  ページ： I_785-I_790(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Saipan島の西海岸沖ではリーフがよく発達し,浅い海が広がる.西岸沖には洲島(Managaha島)があるが,この洲島の北西端にある砂州ではかなり大きな汀線変動が観察される.2017年8月27日,この砂州の状況について現地調査を行うとともに,Saipan島周辺の波候特性を調べ,さらに衛星画像より洲島の汀線変動について調べた.この結果,砂州形状は4タイプに分かれ,砂州周辺では2-4月および10-1月にはNE, N方向からの波の出現頻度が高く,これにより洲島の北西端の砂州では左回りの,一方7-9月にはSW, S方向からの波の作用により右回りの沿岸漂砂が生じ,これらに伴い汀線の季節変動が起きていることが分かった.(著者抄録)

シソーラス用語： *島 ,  珊瑚礁 ,  砂州 ,  変動 ,  汀線 ,  *機構 ,  *季節的変動 ,  現地調査 ,  衛星利用画像 ,  漂砂 ,  特性 ,  波浪
準シソーラス用語： Saipan島 ,  サイパン島 ,  Managaha島 ,  洲島 ,  リーフ海岸 ,  汀線変動 ,  季節的変動機構 ,  波候特性 ,  沿岸漂砂

著者キーワード (4件)： Saipan Island ,  Managaha Island ,  shoreline variation ,  seasonal variation of wave incidence

分類 (1件)： 海岸工学  (RC13000X)

引用文献 (5件)：

• 1) Bird, E. : Coastal Geomorphology: An introduction, John Wily and Sons., New York, p. 322, 2000.
• 2) 宇多高明,芹沢真澄,宮原志帆:サンゴ洲島における砂州の季節変動-Maldives Embudu Village島の例-,地形,Vol. 38,pp. 165-181,2017.
• 3) Uda, T., Serizawa, M., and Miyahara, S. : Seasonal movement of sand spits on a coaral cay of Embudu Village Island in the Maldives, Proc. 9th Int. Conf. on Asian and Pacific Coasts (APAC2017), pp. 467-478, 2017.
• 4) 宮原志帆,三波俊郎,宇多高明,芹沢真澄:干潟上の砂州の変形・移動および海浜との融合-現地実測と予測,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 71,No. 2,pp. I_637-I_642,2015.
• 5) British Maritime Technology Ltd. : Gloval Wave Statistics, Teddington Middlesez, UK, 1986.

タイトルに関連する用語 (1件)： 季節的変動