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J-GLOBAL ID:201802215424984127   整理番号:18A1011143

油溶性ポリマーの最新技術 -メタクリル系・アクリル系ポリマのトライボロジー特性-

Latest Technology of Oil Soluble Polymer -Tribological Characteristics of Polymethacrylates and Polyacrylates-
著者 (2件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 324-331(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0390A  ISSN: 0915-1168  CODEN: TORAEO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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著者らの最近の研究に基づいて,新しい摩擦材料としての2種類の油溶性ポリマを紹介した。一つは高濃度メチル基を含むポリメタクリル酸メチル(PMMA)である。光学的EHL試験機で測定したポリアルキルメタクリレートのフィルム形成特性は,アルキル基,官能基および分子量に大きく依存した。それらの中で,高分子量のPMMAは,金属表面へのポリマの吸着が強く,低い圧延条件下で油膜厚が最も厚かった。添加剤の実用的性能として,軸受の転がり疲れ寿命に及ぼすポリマの影響を,スラスト軸受試験機を用いて評価した。その結果,PMMAを含む油は,それを含まない油よりもはるかに長い寿命を示した。もう一つの新規ポリマは,最近開発されたヒドロキシエチル基を有するポリラウリルアクリレート(PLA/HEA)であった。境界摩擦速度挙動を調べたところ,ほとんどの油の摩擦係数は摺動速度の減少とともに増加したが,PLA/HEAの摩擦係数は低レベルを維持した。表面分析は,ヒドロキシエチル基と滑り表面との反応に基づいて形成されたトライボ膜によって,PLA/HEAの優れたトライボロジ特性がもたらされたことを示唆した。次に,ステンレス鋼AISI304シートの延伸プロセスにPLA/HEAを適用し,その中で連続的に可能な加工時間を延伸性として評価した。結果として,PLA/HEAは塩素系油を除いて他の市販の潤滑剤よりも優れていた。(翻訳著者抄録)
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潤滑一般 
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