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J-GLOBAL ID:201802216238306541   整理番号:18A1195752

慢性子宮内膜炎はヒト子宮内膜間質細胞における脱落膜化を修飾する【JST・京大機械翻訳】

Chronic endometritis modifies decidualization in human endometrial stromal cells
著者 (13件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 16  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7542A  ISSN: 1477-7827  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:慢性子宮内膜炎(CE)は子宮内膜の連続炎症であり,通常症状がない。CEは影響を受けた女性の生殖状態と一般的健康に影響しないと考えられているので,その意義は探求されていない。しかし,最近の研究は,CEがin vitro受精-胚移植後の反復着床障害,非説明不妊症,および再発流産と関連することを示している。脱落膜が着床過程を支持し,妊娠を維持するために,CEが脱落膜化の過程に影響すると仮定した。【方法】17人の患者を,子宮内膜間質細胞(ESC)の培養を含む実験で使用した。子宮内膜サンプルを得た後,ESCを収穫し,13日間培養した。多数のin vitroモデルで使用される2つのよく知られた脱落膜化マーカーであるプロラクチン(PRL)とインシュリン様成長因子結合蛋白質-1(IGFBP-1)のESCにおける培地中濃度と蛋白質発現を,それぞれELISAとウェスタンブロット法により分析し,細胞数も数えた。PRLとIGFBP-1のmRNAレベルを,定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)によってテストした。性ホルモンは性ホルモン受容体(ERα,ERβ,PRA及びPRB)への結合を介して脱落膜への増殖及び分化を誘導するので,それらの発現を免疫組織化学により別の17名のパラフィン包埋子宮内膜組織標本において評価し,Hスコアにより半定量化した。【結果】非CE患者と比較して,13日間の培養後のCE患者のESCにおいて,細胞数の増加とPRLおよびIGFBP-1の分泌の減少がELISAによって検出された。CE患者のESCにおけるIGFBP-1の減少した蛋白質発現を,ウエスタンブロット法によって検出した。PRL mRNAとIGFBP-1 mRNAの減少した発現は,RT-PCRによって検出された。ERα,ERβ,PRAおよびPRBの発現の増加は,CE患者の間質細胞において非CE患者と比較して観察されたが,ERαおよびERβの発現増加はCEの腺細胞において検出された。【結論】著者らのデータは,CEが性ステロイドホルモン受容体の機能を調整することを通して,ヒトESCの脱落膜化を修飾することを示唆する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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生殖器官  ,  婦人科・産科の基礎医学  ,  性ホルモン 
引用文献 (46件):
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