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J-GLOBAL ID:201802216333801905   整理番号:18A1795614

アカマツ林皆伐後一年目の林床木本稚樹の更新状況:林床型の相違の観点から

著者 (6件):
資料名:
号: 49  ページ: 75-82  発行年: 2018年06月01日 
JST資料番号: Y0165A  ISSN: 0286-4339  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究はアカマツ天然生林皆伐後一年目における林床木本の更新状況を林床型の違いに着目して解析し,更新開始時点での試験地の植生状況を把握することを目的とする。アカマツ林皆伐後一年目の「ササ優占型」「木本優占型」の2つの小班内に設置した調査枠において,樹種,樹高,本数,林床植生被度を測定した。林床植生被度の中央値は有意に異なった。ササ優占型における林床植生被度の中央値と最頻値は5であり,3から5まで分布した。木本優占型における林床植生被度の中央値と最頻値は2であり,0から5まで分布した。小班間で高木本数に有意差は認められず,積算した幹数密度は木本優占型で10,300本/ha,ササ優占型で8,170本/haだった。皆伐地に隣接する広葉樹林冠木の有無による影響は今回の調査では確認できなかった。小高木・低木を含めた木本本数は小班間で有意に異なり,木本優占型で33,700本/ha,ササ優占型で17,170本/haだった。母樹の有無やササとの競合がこの違いにどのように影響しているかは今後のモニタリングより考察していく。また,いずれの小班でも林床植生被度が高い枠で高木本数,木本本数が高い予測結果になるが,同一被度の枠内における本数はササ優占型で低くなるという予測結果が得られた。このことからササ優占型では今後,ササ類との競合により,高木本数または木本本数の増減傾向が木本優占型と異なってくる可能性が考えられる。(著者抄録)
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分類 (1件):
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森林の人工更新 

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