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J-GLOBAL ID：201802217302808564   整理番号：18A0914835

モノサルフェートの前処理乾燥および共存物質の種類がエトリンガイト生成に及ぼす影響

EFFECT OF PRETREATMENT DRYING OF MONOSULFATE AND COEXISTING HYDRATES ON ETTRINGITE FORMATION

著者 (4件)： 品川英斗 (新潟大学 大学院自然科学研究科環境科学専攻(〒950-2181新潟県新潟市西区五十嵐二の町8050)) ,  佐藤賢之介 (新潟大学 大学院自然研究科環境科学専攻・日本学術振興会特別研究員DC(〒950-2181新潟県新潟市西区五十嵐二の町8050)) ,  斎藤豪 (新潟大学 工学部建設学科(〒950-2181新潟県新潟市西区五十嵐二の町8050)) ,  佐伯竜彦 (新潟大学 工学部建設学科(〒950-2181新潟県新潟市西区五十嵐二の町8050))
資料名： セメント・コンクリート論文集(Web)  (Cement Science and Concrete Technology (Web))
巻： 71  号： 1  ページ： 109-116(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U1105A  ISSN： 2187-3313  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究はモノサルフェートに対して,共存物質の種類および前処理乾燥の違いがエトリンガイトの生成に及ぼす影響を実験的に把握することを目的とした。その結果,モノサルフェートとC-S-Hを共存させ,Na₂SO₄水溶液を用いて練り混ぜ水和させた場合,エトリンガイト生成量が増加し,特に高C/S比のC-S-Hを共存させた配合において生成量が大幅に増加することが実験的に示された。また,モノサルフェートや共存物質のC-S-Hの前処理乾燥を強くし,Na₂SO₄水溶液を用いて水和させた場合には,エトリンガイト生成量が更に増加することが初めて実験的に示され,強い乾燥を受けた高C/S比のC-S-Hの共存は,硫酸塩劣化による膨張性状に影響を及ぼす可能性が示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： コンクリート ,  *膨張 ,  劣化 ,  *エトリンジャイト ,  *硫酸イオン ,  セメント ,  水和反応 ,  水和物 ,  化学物質 ,  反応速度 ,  発熱
準シソーラス用語： C-S-H ,  共存物質 ,  発熱速度

著者キーワード (16件)： エトリンガイト ,  モノサルフェート ,  C-S-H ,  C/S比 ,  前処理乾燥 ,  共存物質 ,  液相pH ,  液相Ca²⁺濃度 ,  Ettringite ,  Monosulfate ,  C-S-H ,  C/S ratio ,  Pretreatment drying ,  Coexisting hydrates ,  pH of liquid phase ,  Ca²⁺ concentration of liquid phase

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  セメントの性質・分析  (YC05040F)

タイトルに関連する用語 (3件)： サルフェート ,  共存物質 ,  エトリンガイト