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J-GLOBAL ID：201802217348237121   整理番号：18A1778069

土壌有機物における凝集力としての電荷支援水素結合 単純カルボン酸の添加による水溶解度増強【JST・京大機械翻訳】

Charge-assisted hydrogen bonding as a cohesive force in soil organic matter: water solubility enhancement by addition of simple carboxylic acids

著者 (2件)： Ni Jinzhi (Department of Environmental Sciences, The Connecticut Agricultural Experiment Station, 123 Huntington St., New Haven, Connecticut 06504-1106, USA. [e-mail]) ,  Pignatello Joseph J.
資料名： Environmental Science: Processes & Impacts  (Environmental Science: Processes & Impacts)
巻： 20  号： 9  ページ： 1225-1233  発行年： 2018年 
JST資料番号： W1160A  ISSN： 2050-7887  CODEN： ESPICZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 分子セグメントと天然有機物(OM)の分離分子間の弱い結合は,溶液中のOM溶解度,吸着,超分子会合,および金属イオンと酸化物との錯化を支配する。(負)電荷支援水素結合,(-)CAHBとして知られる強い水素結合がOM凝集に大きく寄与し,固相OMの水溶性に役割を果たすという仮説を試験した。(-)CAHBは,(-CO2HO2C-)-および(-CO2HO-)-のような構造によって例示され,類似のプロトン親和性を持つ弱酸の間で形成され,通常の水素結合よりも短く,共有結合性があり,非常に強い。高有機参照土壌を用いて,固体OM相(OM内)内の(-)CAHBsは脂肪族及び芳香族酸の溶液により破壊され,OMの溶解度の向上をもたらすことを示した。芳香族酸は天然に存在する植物浸出液化合物を含んでいた。一定のpHとイオン強度で,OM溶解度は有機酸濃度と分子量の増加と共に増加した。アルカノール,アセトニトリル,ジメチルスルホキシドのような(-)CAHBを形成できない極性化合物は無効であった。溶解度増強は,(-)CAHB理論および公表された観察結果と一致する挙動を示した。すなわち,(i)より強い(-)CAHBsを形成する傾向により,ギ酸塩は酢酸塩よりも効果的である。(ii)相互作用するカルボン酸イオンの濃度の生成物が最大に達するpH~5~6での溶解度増強ピーク;(iii)土壌カラムを通しての酢酸塩またはギ酸塩の溶出は水酸化物イオンを放出し,固体OM上の添加酸と遊離弱酸基間の(-)CAHBsの形成と一致した。結果は,(-)CAHBが固体状態におけるOMの凝集に寄与するという仮説を支持する。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 吸着 ,  *凝集 ,  *水素結合 ,  *電荷 ,  *溶解度 ,  錯体生成 ,  *カルボン酸 ,  脂肪族アルコール ,  有機酸 ,  水溶性 ,  金属イオン ,  超分子 ,  脂肪族ニトリル ,  脂肪族化合物 ,  スルホキシド
準シソーラス用語： 弱酸 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 粒状物調査測定  (SB03060E) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (2件)： アセトニトリル ,  ジメチルスルホキシド

タイトルに関連する用語 (8件)： 土壌有機物 ,  凝集力 ,  電荷 ,  支援 ,  水素結合 ,  カルボン酸 ,  水溶解度 ,  増強