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J-GLOBAL ID:201802217468920254   整理番号:18A2084984

舶用中型機関用排熱回収システムの概念設計と経済性評価

Concept Design and Economic Analysis of Exhaust Gas Heat Recovery System for Middle-Sized Marine Diesel Engine
著者 (1件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 29-71 (WEB ONLY)  発行年: 2018年09月14日 
JST資料番号: U0578A  ISSN: 2188-6598  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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電気エネルギーへ変換するためにエンジンから排ガス熱を回収する廃熱回収は,燃料消費量とCO2排出量を減少させるのに有効である。熱交換器としての廃熱回収装置の大部分は,船舶データベースであるWorld Fleet Registerによると,船体サイズが100,000DWT以上および10,000kW以上の主機出力の船舶に設置されている。本論文は,1,400kWディーゼルエンジンに設置されるべき電気出力発生用の小型化廃熱回収システムの事例研究を,概念設計,経済分析および環境影響を含めて提案した。概念設計の解析により,統合型予熱器,飽和器および過熱器から成るユニットを用いた本システムの最適化仕様が出力最大化に対して存在することを示す。さらに,過熱器,統合型予熱器および飽和器で構成されるユニットを用いた本システムの出力は分離型予熱器,飽和器,過熱器で構成されるものとほとんど同じであり,前者のユニットの排ガス側圧力降下は後者のユニットのそれより低く,システムの設置によるエンジンの付加的燃費を考慮すると,前者のシステムの平均性能は高い。燃料油の同じユニット価格の下で,前者のシステムの投資回収期間は後者のシステムのそれより短いことを経済分析により実証し,それは前者のシステムは費用効果が高いことを意味している。環境影響推定において,年間CO2排出削減は50~300ton-CO2/年であり,0.9~3.3%の有効利用効率が燃料熱エネルギーに上乗せられる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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船体ぎ装  ,  圧縮点火機関 
引用文献 (41件):
  • 川上雅由,国際海事機関(IMO)における船舶からの排気エミッション規制審議の最新動向と今後について, 日本マリンエンジニアリング学会誌,Vol.49,No.6 (2014),pp.750-755.
  • 荒木康伸,エネルギー効率設計指標(EEDI)規制と対応技術動向,日本マリンエンジニアリング学会誌,Vol.52, No.4 (2017),pp.480-484.
  • 平田信行,船体の設計における CFD の活用-環境規制への対応に向けて,日本マリンエンジニアリング学会誌,Vol.48,No.5 (2013),pp.633-636.
  • 庄司るり,船舶のウェザールーティング(最適航路選定)における要素技術,オペレーションズリサーチ: 経営の科学,Vol.58,No.10 (2013),pp.599-605.
  • Clarkson Research Services Limited, World Fleet Register, https://www.clarksons.net/wfr2/ (有料のアクセスライセンスを要する.最終アクセス日 2018年1月4日)
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