抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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人狼ゲームにおけるエージェント存在の開示度が,プレイヤーによってエージェントの存在が看破される条件に与える影響について検討した。人狼ゲームは,村人陣営と人狼陣営に分かれ会話の中で推理や演技を駆使して戦うオンラインのコミュニケーションゲームであり,プレイヤーを演じるエージェントも存在する。楽しさを損なわない演出ができるエージェントを構築するためには,人狼ゲームにおいてエージェントが看破されるか否かを定量しておく必要があるが,発現の仕方や内容が人間らしさに与える影響については十分には解明されていない。本研究では,エージェントを秘匿した場合,仄めかした場合,明かした場合の3条件で8プレイヤーによるゲームをそれぞれ4回ずつおこない,プレイヤーの中からエージェントを推測させるデータやゲーム勝敗と発言内容から人間がエージェントを看破する手がかりについて分析した。検討結果から得られた知見を提示した。