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J-GLOBAL ID：201802218087227493   整理番号：18A0912145

ピーポッド:カーボンナノチューブの内部空間の探索

Peapods: Exploring the inner space of carbon nanotubes

著者 (1件)： SHINOHARA Hisanori (Nagoya Univ., Nagoya, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 57  号： 2  ページ： 020101.1-020101.11  発行年： 2018年02月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 過去四分の一世紀の間に,ナノ科学とナノテクノロジーの開発は,フラーレン,カーボンナノチューブ(CNTs),およびグラフェン,いわゆるナノカーボンによって代表される実際のナノメートルスケール材料の出現によって非常に影響され,実証された。本レビュー論文は,ナノ粒子(CNTsカプセル化原子,分子,ナノワイヤ,およびナノリボン)から成るハイブリッド材料の合成,キャラクタリゼーション,および応用における最近の進歩のいくつかを扱う。これらの研究の全ては,CNTsによって調製された内部ナノ空間の特徴的な使用に密接に関連している。さらに,グラフェンの2枚のシートによって調製された二次元(2D)空間は,高真空条件下でも,透過型電子顕微鏡によって液相線材料の幾つかの動的現象を観察するための2Dテンプレートとして用いられている。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *単層カーボンナノチューブ ,  *カーボンナノチューブ ,  グラフェン ,  ナノテクノロジー ,  ナノワイヤ ,  カプセル封じ ,  ナノ構造 ,  リボン結晶 ,  電子顕微鏡観察 ,  透過型電子顕微鏡 ,  液相線 ,  材料 ,  型枠 ,  板 ,  二次元 ,  低次元系 ,  *半導体材料 ,  科学 ,  バンド構造 ,  フラーレン ,  包接化合物 ,  テンプレート【型板】 ,  ナノリボン ,  ハイブリッド材料 ,  *ピーポッド ,  金属内包フラーレン ,  透過型電子顕微鏡法
準シソーラス用語： ナノ科学 ,  メタロフラーレン ,  透過型電子顕微鏡観察

分類 (4件)： 半導体結晶の電気伝導  (BM03043X) ,  半導体薄膜  (BK14040E) ,  半導体結晶の電子構造  (BM02060N) ,  原子・分子のクラスタ  (BH09030O)

引用文献 (50件)：

• H. Shinohara, Chem. Rec. 12, 296 (2012).
• H. Shinohara, Rep. Prog. Phys. 63, 843 (2000).
• Y. Chai, T. Guo, C. Jin, R. E. Haufler, L. P. F. Chibante, J. Fure, L. Wang, J. M. Alford, and R. E. Smalley, J. Phys. Chem. 95, 7564 (1991).
• R. D. Johnson, M. S. de Vries, J. Salem, D. S. Bethune, and C. S. Yannoni, Nature 355, 239 (1992).
• H. Shinohara and N. Tagmatarchis, Endohedral Metallofullerenes: Fullerenes with Metal Inside (Wiley, New York, 2015) p. 296.

タイトルに関連する用語 (4件)： ピーポッド ,  カーボンナノチューブ ,  内部空間 ,  探索