抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本文では,低次元画像近似に基づいたインペインティングとその工学的応用について説明を行う。具体的に,多変量解析に基づいた次元削減法による画像の低次元近似について説明し,これを用いたインペインティング手法について紹介する。不良設定問題であるインペインティング(消失領域の復元)は,直接その問題を解くことが困難であるが,様々な多変量解析手法により得られる部分空間を用いた低次元画像近似により,その近似的な解を求めることが可能になる。本文では,これらの具体的な手法について紹介するとともに,近年研究が行われている画質評価に注目した新たなインペインティング手法についても説明を行う。さらに,上記低次元画像近似を用いることで,インペインティングと同様に超解像や分光反射率推定等の工学的応用も可能になることから,これらの具体的な実現例についても紹介する。(著者抄録)