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J-GLOBAL ID：201802219054741050   整理番号：18A0481667

グリホセート分析におけるペプチド相互作用の役割の分子レベル研究【Powered by NICT】

Molecular level investigation of the role of peptide interactions in the glyphosate analytics

著者 (5件)： Ahmed Ashour A. (University of Rostock, Institute of Physics, D-18059 Rostock, Germany) ,  Ahmed Ashour A. (University of Cairo, Faculty of Science, Department of Chemistry, 12613 Giza, Egypt) ,  Gros Peter (University of Rostock, Soil Science, D-18059 Rostock, Germany) ,  Kuehn Oliver (University of Rostock, Institute of Physics, D-18059 Rostock, Germany) ,  Leinweber Peter (University of Rostock, Soil Science, D-18059 Rostock, Germany)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 196  ページ： 129-134  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 環境試料中の除草剤グリホセート(GLP)の検出は,発色団9-フルオレンイルメチルオキシカルボニルクロリド(FMOC Cl)による標的分子の誘導体化後に最もしばしば行った。しかし,この方法はすべての第一および第二アミン,試料マトリックスにおいても起こりうるに敏感であった。GLP検出に第一および第二アミンの干渉を定量化するために,ペンタグリシン(PG)及びアルブミンのような明確なペプチドと同様にペプトンなどのペプチドの混合物を用いた。これらのペプチドは異なる一定濃度レベルでのGLPの誘導体化溶液に添加し,UV吸光係数を決定した。GLPペプチド,FMOC GLP,FMOCペプチド錯体生成反応の量子化学的モデル化により支持されたデータ解析は,GLP誘導体化ペプチドの二つの干渉影響の同定を容易にした(i)GLP濃度の過大評価に導くFMOC-Clとの反応による信号の増加と(ii)複合体形成に起因するGLP回収の減少とGLP誘導体化の阻害,過小評価することにつながる。具体的には,著者らの結果は,GLPペプチドとペプチドFMOC相互作用は主に干渉ペプチドの型だけでなく各ペプチドの濃度と環境試料中のGLPにより影響を受けることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 除草剤 ,  第二アミン ,  紫外スペクトル ,  発色団 ,  干渉 ,  複合体 ,  錯体生成 ,  誘導体化 ,  *ペプチド ,  アルブミン ,  環境試料 ,  *相互作用 ,  データ解析
準シソーラス用語： 吸光係数 ,  標的分子 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： FMOC-Cl ,  グリホサート ,  ペプチド ,  UVスペクトル ,  量子化学的モデル化

分類 (4件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  下水,廃水の化学的処理  (SC03050W) ,  滅菌法  (EG02040C) ,  農薬  (SB05030L)

タイトルに関連する用語 (7件)： グリホセート ,  分析 ,  ペプチド ,  相互作用 ,  役割 ,  分子 ,  研究