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J-GLOBAL ID：201802219166378616   整理番号：18A0827374

広域系統運用におけるRES出力変動を補償する調整用発電機の出力分担値多目的決定手法の提案と評価

Proposal and Evaluation of Determination Method for Multi-objective Dispatch of Frequency Control Generators Output to Compensate Renewable Energy Systems Fluctuation in Multi Area System Operation

著者 (3件)： 金子曜久 (早稲田大学大学院 先進理工学研究科 電気・情報生命専攻) ,  林泰弘 (早稲田大学大学院 先進理工学研究科 電気・情報生命専攻) ,  野中俊介 (電源開発(株))
資料名： 電気学会論文誌 B  (IEEJ Transactions on Power and Energy)
巻： 138  号： 4  ページ： 265-274(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： S0809A  ISSN： 0385-4213  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 最近では,再生可能エネルギーシステム(RES)の普及により周波数制御発電機出力の制御能力の不足を解消するために,タイラインを利用したマルチエリアシステム運用が検証されている。多地点システム運用におけるRES変動を補償するための発電機出力の適切な配分を決定するために,電力系統運用者は,電力フロー制約および配分速度,予約制御能力のバランス各地域での電力供給の安定性が重要です。本稿では,多地点システム運用におけるRES変動を補償するために出力周波数制御発電機の多目的配分候補を決定する方法を提案し,OPFに基づく配分速度,予約制御能力,過渡安定度の3つの指標を考慮し,MOPSO。この方法では,計算された候補のインデックスのEuclidノルムに基づいて配分が決定され,すべてのインデックスのバランスがとれているとみなされます。提案手法の有効性は,RESを多用するIEEJ EAST 30-機械モデルを用いた数値シミュレーションにより検証され,配分最小化Euclidノルムの有効性は,計算された候補の中の各指標の単一目的解との比較によって確認される。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *広域処理 ,  *系統運用 ,  *再生エネルギー ,  *電力変動 ,  *電力補償 ,  *電力制御 ,  発電機 ,  *最適化 ,  *多目的計画法 ,  負荷配分 ,  *周波数制御 ,  *潮流計算 ,  電力潮流 ,  Euclid空間 ,  制約条件 ,  数値解析 ,  シミュレーション ,  平衡 ,  *多目的最適化 ,  粒子群最適化 ,  *改変
準シソーラス用語： 出力変動 ,  最適電力潮流 ,  PSO【最適化】 ,  需給バランス

著者キーワード (12件)： 広域系統 ,  調整による調整の調整 ,  多目的最 ,  OPF ,  MOPSO ,  再生-電源の再生 ,  マルチエリアシステムの運用 ,  周波数制御発電機出力の配分 ,  多目的最適化 ,  最適電力潮流 ,  多目的粒子群最適化 ,  再生可能エネルギーシステム

分類 (2件)： 電力系統一般  (NB02000E) ,  システム最適化手法  (IA02050Z)

引用文献 (38件)：

• (1) 経済産業省:総合資源エネルギー調査会省エネルギー・新エネルギー分科会 新エネルギー小委員会系統ワーキンググループ(第3回)-配布資料 資料3 九州電力説明資料 (2014), http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/shoene_shinene/shin_ene/keitou_wg/pdf/003_02_00.pdf
• (2) Y. Tsujii, T. Tsuji, T. Oyama, Y. Nakachi, and S. C. Verma: “A Study on the Frequency Fluctuation in Case of High Penetration of Renewable Energy Sources”, IEEJ Trans. PE, Vol. 136, No. 1, pp. 33-43 (2016) (in Japanese)
• 辻井佑樹・辻 隆男・大山 力・中地芳紀・Suresh Chand Verma:「再生可能エネルギー増加時における需給制御の影響把握」, 電学論B, Vol. 136, No. 1, pp. 33-43 (2016)
• (3) K. Ogimoto, K. Kataoka, T. Ikegami, S. Nonaka, H. Azuma, and S. Fukutome: “Demand-Supply Balancing Capability Analysis for a Future Power System”, IEEJ Trans. EIS, Vol. 132, No. 10, pp. 1376-1383 (2012) (in Japanese)
• 荻本和彦・片岡和人・池上貴志・野中俊介・東 仁・福留 潔:「将来の電力システムの需給調整力の解析手法」, 電学論C, Vol. 132, No. 10, pp. 1376-1383 (2012)

タイトルに関連する用語 (9件)： 広域 ,  系統運用 ,  出力変動 ,  補償 ,  発電機 ,  多目的 ,  手法 ,  提案 ,  評価