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J-GLOBAL ID：201802219239481268   整理番号：18A0454115

西アフリカにおける砂漠化抑制と収量増加をともに実現する省力的技術の開発

著者 (1件)： 伊ヶ崎健大 (国際農林水産業研究セ)
資料名： JATAFFジャーナル  (JATAFF Journal)
巻： 6  号： 3  ページ： 6-12  発行年： 2018年03月01日 
JST資料番号： Y0218B  ISSN： 2187-4948  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 最貧国が連なる西アフリカでは,依然として風食および水食(風や雨による土壌侵食)を主要因とする砂漠化が進行し,深刻な食糧不足の原因ともなっており,その解決は喫緊の課題である。本研究では,1)まず新たな風食測定装置の開発を通して風食による砂漠化メカニズムを解明し,2)それに基づき,風を味方につけるという新発想の下で,現地の人々でも簡単に実施でき,かつ作物収量も向上できる風食対策技術「耕地内休閑システム」を開発し,3)その技術の最適な導入方法も明らかにした。さらに,同技術が水食対策としても有効である可能性が高いことから,現在はその有効性の検証試験を実施している。(著者抄録)

シソーラス用語： アフリカ西部 ,  砂漠化 ,  食糧問題 ,  風食作用 ,  作物収量 ,  土壌侵食 ,  *土壌管理 ,  肥沃度 ,  農業経営 ,  農業経済
準シソーラス用語： *耕地内休閑システム ,  食料不足 ,  水食 ,  西アフリカ ,  土壌肥沃度

分類 (3件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L) ,  土壌管理  (FB04070J) ,  食品一般  (FJ01010Y)

引用文献 (12件)：

• Ikazaki, K. et al. (2009) Trans. Am. Soc. Agric. Biol. Eng., 52(2) : 487-492.
• Ikazaki, K. et al. (2010) Pedologist, 53(3) : 126-134.
• 伊ヶ崎健大 (2011) 土壌肥料学雑誌, 82(5) : 419-427.
• Ikazaki, K. et al. (2011a) Trans. Am. Soc. Agric. Biol. Eng., 54(3) : 983-990.
• Ikazaki, K. et al. (2011b) Soil Sci. Soc. Am. J., 75(5) : 1885-1897.

タイトルに関連する用語 (4件)： 西アフリカ ,  砂漠化 ,  収量 ,  開発