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J-GLOBAL ID:201802219346393213   整理番号:18A1366341

μ粒子スピン緩和法によって検出した量子臨界点周辺のスピン-1/2カゴメ格子反強磁性体(Rb1-xCsx)2Cu3SnF12におけるスピン揺らぎ

Spin Fluctuations in the Spin-1/2 Kagome Lattice Antiferromagnet (Rb1-xCsx)2Cu3SnF12 around the Quantum Critical Point Detected by Muon Spin Relaxation Technique
著者 (6件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 074708.1-074708.6  発行年: 2018年07月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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反強磁性秩序相と価電子結合ガラス相の間の量子臨界点,xc,が0.53であるx=0.53および0.6のスピン-1/2カゴメ格子反強磁性体(Rb1-xCsx)2Cu3SnF12について,ゼロ磁場および縦磁場μ粒子スピン緩和(ZF-,LF-μSR)測定を行った。xc=0.53の場合,LF=200ガウスにおけるμ粒子緩和速度は温度の低下と共に単調に増加し,磁気秩序に対する証拠を示さなかった。揺らぎ周波数スペクトルに対応するμ粒子スピン緩和速度のLF依存性は0.3Kまで「白色」スペクトル挙動を示した。これらの結果は,内部磁場が変動し,xc=0.53に関する磁化率測定の報告結果と一致することが分かった。量子臨界点に近いx=0.60の場合,ZF-μSR時間スペクトルにおける部分的な非対称性が反強磁性相転移温度よりも高い温度から観測された。量子臨界領域に特有の大きなスピン揺らぎが現れることが示唆される。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ミュー粒子スピン回転  ,  その他の無機化合物の磁性 
引用文献 (52件):
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