文献
J-GLOBAL ID:201802219473513923   整理番号:18A0176874

ナノセリアで被覆された紙-ベース分析装置を用いた抗酸化物質の計測器-フリー検出

An Instrument-free Detection of Antioxidant Activity Using Paper-based Analytical Devices Coated with Nanoceria
著者 (4件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 97-102(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0673B  ISSN: 0910-6340  CODEN: ANSCEN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
この研究は,ナノセリアアッセイを用いた抗酸化活性の迅速,計測器-フリー測定のための,温度計のような形をした,携帯式距離-ベース検出紙デバイスを報告する。このアッセイは,食物中に存在する酸化防止剤によって検出チャネルに沿って沈着したナノセリアのCe4+からCe3+へのセリウムイオンの部分的還元に基づいており,高度反応性の酸化生成物を与える。次いで,これらの生成物または親酸化防止化合物のいずれかが,OH-リッチなセリアナノ粒子に結合し,電荷移動セリア-抗酸化錯体を生成し,黄色から褐色に変化する。検出チャネル上の茶色の距離が,抗酸化活性に直接比例し,検出のための外部の洗練された機器を必要とせずに,統合ルーラーを用いて容易に測定することができる。紙センサーは,一般的な抗酸化物質の分析のために研究されており,その性能は,11の茶試料分析に対して伝統的な抗酸化アッセイに対して検証された。スピアマン順位相関係数法を用いて,紙装置から得られた茶試料の抗酸化活性が,95%信頼レベルで従来のアッセイと相関した。開発されたセンサーは,高い回収率および許容限度を示し,周囲温度と低温(6および-20°C)で保存された場合の両方で50日間安定していた。結果は,開発された紙装置が,実試料における抗酸化活性分析の高速,簡単,計測器-フリー,安価,携帯および高スループットのスクリーニングを可能にする代替手段であることを実証した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分析機器 
引用文献 (39件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る