抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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X線結像光学素子の存在しない時代のX線イメージングは,投影型顕微法が一般的であったため,分解能は光学顕微鏡程度に留まっていた。放射光の利用が始まると新しいX線結像素子が開発され,光学顕微鏡の分解能を越えるイメージングが可能になった。アンジュレーターの発明はコヒーレント光学の発展を促し,ナノメートルに迫る高分解能のイメージングを可能にした。また,ほとんどのイメージングにおいてCT(computed tomography)の手法が導入され,3次元画像の取得も可能になった。本報告では,放射光の発生開始時期から今日に至るX線イメージングに焦点を合わせ,その発展の歴史を振り返る。(著者抄録)