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J-GLOBAL ID:201802220420600078   整理番号:18A0126612

天然セスキテルペンラクトンarglabin,grosheimin,agracin,パルテノリド,エスタフィアチンはT細胞受容体(TCR)活性化を阻害する【Powered by NICT】

The natural sesquiterpene lactones arglabin, grosheimin, agracin, parthenolide, and estafiatin inhibit T cell receptor (TCR) activation
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巻: 146  ページ: 36-46  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0116B  ISSN: 0031-9422  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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T細胞受容体(TCR)経路の阻害はT細胞仲介炎症と自己免疫疾患の治療のための効果的な戦略である。炎症性T細胞反応を阻害することを天然化合物を同定するために,著者らはJurkatT細胞において活性化誘導Ca~2+動員を調節するそれらの能力について,achillin,arglabin,argolide,argracin,3β,hydroxyarhalin,アルテスチン,アルテミシニン,エスタフィアチン,グロシェイミン,grossmisin,leucomisine,パルテノリド,及びタウリンを含む13種のセスキテルペンラクトンをスクリーニングした。化合物(arglabin,グロシェイミン,argracin,パルテノリド,エスタフィアチン)の五はJurkat細胞における細胞間Ca~2+([Ca~2+]i)の抗CD3~誘導動員を阻害し,最も強力なパルテノリドとargacin(IC_50=5.6および6.1μM,それぞれ)であった。同様に,活性化Jurkat細胞における細胞外シグナル制御キナーゼ(ERK)1/2のリン酸化は,これら五化合物により阻害され,最も強力なパルテノリドとエスタフィアチン(IC_50=13.8と15.4μM,それぞれ)であった。これらの化合物はまた一次ヒトT細胞と枯渇細胞内グルタチオンにおけるERK1/2リン酸化を阻害した。対照的に,セスキテルペンラクトンのいずれもN ホルミル ペプチド受容体2(FPR2)をトランスフェクトし,FPR2ペプチドアゴニストWKYMVMで刺激したHL60細胞におけるERK1/2リン酸化を阻害し,T細胞活性化の特異性を示した。,代表的なセスキテルペンラクトン,エスタフィアチンも43キナーゼりん酸化部位と同様に,95種類の蛋白質キナーゼの活性部位指向性配位子と競合する能力のための無細胞競合結合アッセイにおける細胞基礎ホスホキナーゼアレイでプロファイルした。ERK1/2リン酸化の阻害に加えて,エスタフィアチンもJurkat細胞におけるTCR活性化により誘導されるp53,AMPKα1,CREB,およびp27のリン酸化を阻害したが,評価した95キナーゼのいずれにも結合しなかった。これらの結果は,arglabin,グロシェイミン,agracin,パルテノリド,エスタフィアチンはT CR活性化の初期段階を選択的に阻害することができ,以前に記載されていない免疫治療特性を持つ天然化合物であることを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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植物の生化学 

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