文献
J-GLOBAL ID:201802220652275349   整理番号:18A0947316

固相分散抽出LC-MS/MS法を用いたチーズ中シクロピアゾン酸の分析法の開発

Development of solid-phase dispersive extraction followed by liquid chromatography-tandem mass spectrometry for determining cyclopiazonic acid in cheese
著者 (5件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 33-38(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: L4470A  ISSN: 1341-2094  CODEN: NSKGF4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,固相分散抽出(SPDE)とそれに続く液体クロマトグラフィータンデム質量分析(LC-MS/MS分析)を用いてチーズ中のシクロピアゾン酸(CPA)の定量分析法を開発し,この方法を市販チーズ試料の分析に適用した。チーズ試料を80%(v/v)エタノールで均質化し,CPAを酢酸エチルを用いて抽出した。次に,Oasis-MCXを用いてSPDEを行った。その後,試料をLC-MS/MS分析にかけた。提案した方法を使った場合のチーズ試料での検出限界(LOD)は,0.2ng/gであった。この方法の感度は,チーズ試料中のCPAの定量に十分なものであった。検証試験のために,CPA添加チーズ試料(低濃度試料10ng/g,高濃度試料50ng/g)を調製した。低濃度試料及び高濃度試料での回収率は,それぞれ70.4%と81.2%であった。併行精度と室内再現精度の相対標準偏差(RSD)は,低濃度試料でそれぞれ10.1%と10.1%,高濃度試料でそれぞれ8.3%と15.0%であった。提案した方法を市販のチーズ試料に適用したところ,輸入カマンベールチーズの1試料で8.9ng/gのCPAが検出された。これらの結果から,提案した方法がチーズ試料中のCPAの定量に適用できることが示された。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品の分析  ,  食品の汚染  ,  チーズ  ,  その他の汚染原因物質 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
引用文献 (17件):

前のページに戻る