抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は,プロペラ周りの空気泡の発生により引き起こされる負荷変動を抑制することにより,モーター駆動システムの推進効率を向上することを目的とした。一定回転速度制御法で駆動されるACモーター駆動システムにおいて,モーター駆動系の状態モニター信号および同モニター信号とスラストの間の相関を用いてプロペラ周りの空気泡を検出する検証実験を行った。モーター出力の変動等の実験データは既報告の実験結果と比較,検証した。それによりモーター駆動系からのモニター信号とプロペラ周りの気泡の発生と量,並びにスラストとの相関は,一定回転速度制御法で駆動されるモーター駆動システムについてプロペラの特性方程式とモーターの特性方程式を用いて表記できることが分かった。モーター駆動システムのモニター信号はセンシング信号と見做され,一定のトルク制御または回転速度制御法で駆動されるモーター駆動システムのモーター出力およびスラストの変動を安定化するために適用できることを示した。(翻訳著者抄録)