文献

J-GLOBAL ID：201802221409783633   整理番号：18A1111158

二枚貝Ruditapes philippinarumにおける多形貝殻着色の可能な機能としての視覚暗号【JST・京大機械翻訳】

Visual crypsis as a possible function of polymorphic shell coloration in the infaunal clam Ruditapes philippinarum

著者 (4件)： Takeuchi Seiji (Graduate School of Fisheries and Environmental Sciences, Nagasaki University, Nagasaki 852-8521, Japan) ,  Suzuki Kota (Faculty of Fisheries, Nagasaki University, Nagasaki 852-8521, Japan) ,  Nakagawa Taishi (Faculty of Fisheries, Nagasaki University, Nagasaki 852-8521, Japan) ,  Tamaki Akio (Graduate School of Fisheries and Environmental Sciences, Nagasaki University, Nagasaki 852-8521, Japan)
資料名： Journal of Sea Research  (Journal of Sea Research)
巻： 138  ページ： 8-18  発行年： 2018年 
JST資料番号： W1586A  ISSN： 1385-1101  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： infun類のRuditapes philippinarumは高度に多形性の殻着色を示すが,着色の機能は不明のままである。ここでは,野外調査と実験室実験の組み合わせにより,稚魚(殻長<15mm)における視覚的潜在性(すなわち,背景色マッチング)を増強するためのこのような殻着色機能を試験した。殻と背景色を平均輝度値として表した。最初に,シェルとバックグラウンド輝度の間の関連性を調査した。このために,異なる基質を持つ2つの同所性亜母集団に対する野外調査を,西九州の潮間帯砂平面上で行った。第二に,視覚的-潜在的仮説を,1~2暗色基質と1枚の光着色基質を有するタンクにおいて,被食者として生cla肉のペーストで満たされた半弁ハマグリ殻を用いて実験的に試験し,フグTakifugu niphphoを視覚的に狩猟する捕食者として試験した。野外調査により,殻輝度は稚魚の2つの同所性亜母集団間で有意に異なり,背景輝度と正の相関があることを示した。実験室実験により,暗色(光)着色基質上の比較的軽い(暗色)着色を持つ被食者は,よりすぐに捕食者により消費され,色整合組合せよりも高い速度で消費されることを示した。結果として,シェル背景色マッチングは,幼生のハマグリが視覚的に狩猟する捕食者からの攻撃を避けるのを助けることができた。これらの結果は,このハマグリ種に対する効果的な管理計画への新しい洞察を提供し,より整合した着色をもつ砂生息場所を創出する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 捕食者 ,  稚魚 ,  九州地方 ,  母集団 ,  潮間帯 ,  *アサリ ,  *視覚 ,  基質 ,  輝度 ,  色合せ ,  生息場所 ,  *着色 ,  被食者 ,  同所性 ,  背景色 ,  *二枚貝類 ,  *無脊椎動物

著者キーワード (6件)： 色多形被食者 ,  アサリ ,  視覚捕食者 ,  ソウギョのフグ ,  隠れた着色 ,  背景色マッチング

分類 (1件)： 動物生態学一般  (EE03010W)

タイトルに関連する用語 (6件)： 二枚貝 ,  Ruditapes ,  多形 ,  貝殻 ,  着色 ,  視覚暗号