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J-GLOBAL ID:201802221459763294   整理番号:18A0140887

脂肪由来間葉系間質細胞はラット声帯瘢痕を抑制する【Powered by NICT】

Adipose-derived mesenchymal stromal cells prevented rat vocal fold scarring
著者 (13件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: E33-E40  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0766D  ISSN: 0023-852X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的/仮説:本研究では,即時ASC移植損傷ラット声帯には遺伝子転写と翻訳のレベルにどのように影響するか調べることにより,声帯瘢痕の予防に関する脂肪由来間葉系間質細胞(ASC)の影響を明らかにすることを目的とした。設計:対照前向き動物実験。緑色蛍光蛋白質トランスジェニックラット(ASC群)または生理食塩水(シャム群)から採取した【方法】ASCは声帯をストリッピング直後のSprague-Dawleyラットの甲状披裂筋に注入した。組織学的検査では,喉頭は注射後314,及び56日目に摘出した。定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(PCR)分析は,注入後3及び14日で行った。【結果】移植ASCsは3日目で喉頭においてのみ検出された。日14と56では,組織学的検査は有意に高い量ヒアルロン酸およびシャム群と比較して,ASC群におけるコラーゲンの沈着を示した。リアルタイムPCRは,ASC群は,各時間点におけるプロコラーゲン(Col)1a1,Col1a3,マトリックスメタロプロテイナーゼ(Mmp)1とするMmp8の低発現を示したことを明らかにした。ASC群は14日ではシャム群と比較して線維芽細胞成長因子(Fgf)2と肝細胞増殖因子(Hgf)の高発現を示した。【結論】ASCはFgf2とHgfの発現を増加し,声帯創傷治癒中の過度のコラーゲン沈着を抑制した。ASCは14日以上生存しなかったという事実を考慮すると,ASCは周辺細胞における成長因子の遺伝子のアップレギュレーションを誘導すると考えられた。これらの結果は,ASCは声帯瘢痕を防止する可能性があることを示唆した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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発声・発音の生理 
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