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J-GLOBAL ID：201802221497476229   整理番号：18A1060864

緩やかな変化を考慮した粒子群最適化による太陽光発電システムの最大電力点追従制御

Maximum Power Point Tracking Control of Photovoltaic Systems via Particle Swarm Optimization Considering Slow Changes

著者 (3件)： 志賀大輔 (山口大 大学院創成科学研究科) ,  若佐裕治 (山口大 大学院創成科学研究科) ,  中村龍 (NTN)
資料名： システム制御情報学会論文誌  (Transactions of the Institute of Systems, Control and Information Engineers)
巻： 31  号： 6  ページ： 250-256  発行年： 2018年06月 
JST資料番号： L0070A  ISSN： 1342-5668  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 太陽光発電(PV)システムの出力は太陽放射やパネル温度などの環境変化に敏感である。さらに,PVセルを部分的に遮蔽すると,電力消費特性は多モードになる。このような操作条件に従って適応的に最大電力を得るために,粒子群最適化(PSO)ベースの最大電力点追跡(MPPT)制御法はこれまで提案されてきた。しかし,これらの従来方法は,操作条件の単調な小さな変化に対処できない。本論文において,この問題を解決可能なPSOベースのMPPT制御方法を,アルゴリズムにおける適切な条件と方法の導入により提案した。シミュレーションにおいて,提案方法をいくつかの既存の方法と比較して,その有効性を説明した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *最適化 ,  *太陽光発電 ,  *追従制御 ,  電力消費 ,  多モード ,  太陽放射 ,  パネル ,  変化 ,  変動 ,  アルゴリズム
準シソーラス用語： *粒子群最適化 ,  *最大電力点追従制御 ,  太陽光パネル ,  環境変化

分類 (1件)： 太陽光発電  (NB03090G)

引用文献 (9件)：

• [1] R. Rawat and S. S. Chandel: Hill climbing techniques for tracking maximum power point in solar photovoltaic systems, a reveiw; Int. J. Sustainable Development and Green Economics, Vol. 2, No. 1, pp. 90- 95(2013)
• [2] M. A. G. de Brito, L. P. Sampaio, G. Luigi. Jr., G. A. e Melo and C. A. Canesin: Comparative analysis of MPPT techniques for PV applications; Int. Conf. Clean Electrical Power (2011)
• [3] M. Miyatake, M. Veerachary, F. Toriumi, N. Fujii and H. Ko: Maximam power point tracking of multiple photovoltaic arrays; IEEE Trans. Aerospace and Electronic System, Vol. 47, No. 1, pp. 367-380 (2011)
• [4] 島本,蛯原,萩原: 粒子群最適化に基づく太陽光発電装置の最大電力点追従制御と実機実験による検証; システム制御情報学会論文誌,Vol. 27, No. 6, pp. 237-245 (2014)
• [5] 安田,石亀: 非線形計画アルゴリズム-実用的観点から; システム制御情報学会論文誌, Vol. 50, No. 9, pp. 344-349 (2006)

タイトルに関連する用語 (3件)： 粒子群最適化 ,  太陽光発電システム ,  最大電力点追従制御